とりぶう の 読むコント 宮古島

2007年 沖縄県宮古島に一家6人で移住して、日々くだらないことを考えています。家族はとりぶう主婦、しかちく夫、うさQ姉、かめし弟、おじい、おばあです。

宮ロック行ってきた!(6)


みなさんこんにちは。

宮ロック行ってきた続き、で、最終回です。

BIGINの曲の中には、沖縄限定販売というのがあり、

「オジー自慢のオリオンビール」とか、「国道508号線」、「苗」「ソウセイ」などがそう。

「オジー自慢の~」と「ソウセイ」はオリオンビールの、「国道~」はファミリーマート、「苗」は前にも書いたが沖縄銀行のそれぞれコマーシャルに使われていて、沖縄ではしょっちゅう耳にする歌である。

ライブでもそれを演ってくれた。

なかでも一番盛り上がったのは、もちろん「オジー自慢のオリオンビール」。





オジー自慢のオリオンビール 001




みんな声を合わせての大合唱だった。

そのときにはすでに、わたしたちの前で写真ばっかり撮ってる十人並み女の存在も忘れていた。

BIGINの書く歌詞は、ユーモアがあってもどこかで泣かせる。

まるで沖縄版の「さだまさし」。

「関白宣言」も笑いながら聞いてたら最後ほろりとさせられて、

「まさしのくせに」

と思ってしまう。(えらそーに)

「オジー自慢のオリオンビール」の歌詞もそう。

最初のほうでは、高校野球の準々決勝を前の晩から応援するために飲むという、

甲子園と飲むことが大好きな沖縄の人を茶化し、

金がないなら海に行く、魚があると生きていける、なんくるないさ、と沖縄っぽさが炸裂。

そして、夢と飲むからおいしいさ、オジー自慢のオリオンビール、とまとめるのだ。

愉快な気分になったところで、次の歌詞では、

~戦後復帰を迎えたころは みんなおんなじ夢を見た
  夢はいろいろあるほうがいい 夢の数だけあっり乾杯~

と続く。

沖縄の近代史と、県民の気持ちを、短いフレーズで見事に表している。

BIGINのくせに。(なんでエラソ―やねん)

いや、まったくもってBIGINの真骨頂といえる。

「島人ぬ宝」も「三線の花」も泣かせる歌だが、わたしは「オジー自慢のオリオンビール」にやられる。

BIGINの出身地、石垣島は近年開発が進み、日本のハワイみたいなことになってる。

しかしBIGINはそれを嘆くことなく、かといって喜ぶでもなく、島の将来を真摯に見つめる。

途中のMCで、

島は島の人だけで支えてゆくには限界がある。
島出身者だけではなく、島が好きな人みんなで島を盛り上げていかなければならない。

と言ってたのがとても印象的だった。

思えば、むかしむかし。

彼らがまだデビュー間もないころ、テレビの音楽番組に出演して、

ボーカルの比嘉 栄昇さんが、やたら眠そうな顔で、

「家に帰りたい」

と言って司会者をうろたえさせてたことがあったけど。

あの子も成長したな。(親戚のおばちゃんか)

BIGINメンバーも50歳。

あのときみずみずしい18歳だったわたしも、

今やみずみずしい47歳。(干からびてるわ)

あのころには名前も知らなかった宮古島に住んでいる。

そしてBIGINが生ける伝説ということを知った。

夢がいっぱいあったけど、夢はいろいろ変わっていい。

わたしも島が好きな一人として、ここで死ぬまで生きてゆくんだ。

それが今の夢なんだ、と改めて思った。

BIGINのライブが終わらないでほしい、

と思ったまま終了。

しかちくと、

「こんなに気持ちのいいフェスは初めてやな」

と言い合ったのだが。

そういえば、フェス自体初めてだった。(なんじゃそれ)

最後に出場するのはELLEGARDEN。

待ちに待った!

と思ってる人々がたくさんいた。

が、40代も後半戦の若者にとったら(ほぼ初老)、

「帰りめちゃめちゃ混むんちゃう?」

と懸念。

最後まで聞くことなく会場をあとにしたのだった。

自転車で帰り道、

煌々としたあかりの下にフェス会場が見え、そこだけが異空間みたいだった。

家に着くと終わりを知らせる花火が上がっている音が聞こえた。

BIGINのライブで若い人たちに混ざって腕を振り上げ、声を張り上げいっしょに歌ったのは、思いのほか楽しかった。

なんだか夏がもう終わったような気分になったけど、

夏はこれからなのだ。

ということは。

子どもも巣立ち、50歳も目前で、

自分の人生ももう終わりに近づいたような気分になってたけど。

いやいやだまだこれからやで。

まだまだいけるで。

そう思えるのだった。

げんに、宮ロックの翌日、顔にハリが出て若々しく見えた。

しわも消え、いい感じである。

宮ロック効果、あったな~。(むくんだだけや)


おわり


それでは~


とりぶう



宮ロック行ってきた!(5)






みなさんこんにちは。

宮ロックのまだまだ続きです。

今年の宮古島ロックフェスで、BIGINを楽しみにしていた人はたくさんいた。

わたしたちの後ろに座っていた女性グループは、まだ日の高いうちから、

「トイレはBIGINに間に合うように!」

を合言葉に、計画的にトイレに行ってたし、

BIGINの直前にわたしたちの前のほうの狭い空間に、割り込み状態で陣取ってきた20代くらいのカップルの彼氏のほうも、

「BIGINを見に来たんだから!」

と鼻息が荒かった。

いま、そこ、座る~?

と、じゃっかんイラっとしてしまったわたしであったが、

BIGIN好き仲間は、「いちゃりばちょーでー」、沖縄弁で「一度あったら兄弟」なのだ。

おとなしくしてたら許す、という心持になった。

ところが。

彼氏がビールを買いに行ったスキに、彼女のほうがまあスマホで写真を撮る撮る、撮る撮る。

ねるねるねーるね風にいうと、とるとるとーるね、あんた!という感じだった。

なにかを食べては撮る。

ビールを飲んでは撮る。

ステージをバックに撮る。

空をバックに撮る。

それも何枚も何枚も。

ちかごろの若い女性は写真をよく撮るとは聞いていたが、まあほんま、そんなにとくにかわいくもない(失礼)自分ばっかり撮るんか、すげーな、

と、わたしとしかちくは顔を見合わせて驚くのであった。

まあ、わたしたちもぎりぎり若者の端くれ。(がっつりアウトやで)

そういう風習な世の中なのだからしかたない、と思っていた。

彼氏が戻ってきたら今度は彼氏といっしょにとるとるとーるね。

彼氏がちょっとうんざりしてるのがせめてもの救いであった。

しかし。

当たり前のことだけど、ライブを撮るのは禁止である。

なのにその彼女、こんどは、

BIGINをバックに撮るではないか!

それも動画である。

それもそれもわたしの前に立ちはだかって(そこは座り見エリア)、肝心のBIGINが見えないではないか!

2か月前から楽しみにしてたBIGINが、

これだけは見逃せんと思ってたBIGINが、

おまえのそのゆらゆらゆれる踊りのために、BIGINがちゃんと見えへんやないか!

もうイライラはマックスに達し、

あんたのその十人並みの顔、いくら撮っても十人並みやからーーーー!

と、叫びたくなった。





十人並みは十人並みやから 001






いや、叫ばんかったけどね。

しょうがないのでわたしたちも後ろを気にしながら立ち上がった。

さいわい、わたしの後ろでBIGIN中心にトイレを計画していた女性もちょうど立ち上がったので、事なきを得た。

あのときあの会場では、ほとんどすべての人がBIGINを中心に世界が回っていたのだが。

あの十人並み女だけは、自分中心に世界が回ってたのは間違いない。


つづきます。


それでは~


とりぶう



宮ロック行ってきた!(4)



みなさんこんにちは。

まだ宮ロックの話です。

このブログを読んでくださる方々の中には、

宮ロックの話を期待していたのに、なんじゃこの内容は!

お気に入りのアーティストの情報、もっと詳しく書けや!

などと、憤りを覚える方もいると思う。

まあ落ち着いてください。

人生とは期待外れの連続。

子どものころになりたかった職につけている人などほんの一握り。

そもそも「夢は叶う」というのが夢物語。

自分の人生、先が見えたので、子供に期待をかけてみりゃ、

トンビがタカを産むはずない、

カエルの子どもはやっぱりカエル、

自分とどっこいの人生を歩みそうな気配が濃厚、

かように期待は外れるものなり。

て。

言うてるヒマがあったら宮ロックのこと書け、いうことですね。

すんません。

さて。

あんなに暑かったけれども、夕暮れが近づくにつれ一気に涼しいモードに。

40代若者には非常にありがたかった。

音合わせが終わって、いよいよBIGINが登場。

と、ちょっと話がそれるのだけど。

マイクチェックのとき、

「チェック、チェック、ウーワッ、ウーワッ、○○をもうちょっと××で」

などと言ってるが、あれでほんまにマイクの調子わかるんやろか?

テキトーに合わせてるふりをしてるんやないやろか?

それくらい音の違いがわからんかった。

まあ、モスキート音も聞こえない40代若者には言われたくないやろうけど。(思いっきり中年)

BIGINのお三方は、いつ見ても同じ。

昔と変わらず、

若い、

んか、

老けてる、

んか、

ようわからん。






昔のまんま 001





ビジュアルが売りではないからまあ、それでいいのだけど。

どの曲で始まるんやろう~?

と期待してたら、まさかの「あがいたんでぃ」というい宮古弁で始まる歌。

聞いたことのある曲だけど、まさかこれが一曲目だとは思わなかった。

宮古弁だからだろうけど、なかなかのマイナー曲だと思う。

その次が沖縄銀行、通称「おきぎん」のCMで流れてる曲。

わたしもしかちくもこの曲の出だし、

~ゴーヤの苗を植えてみようや お母ちゃんのために~

というフレーズが大好きで、つい最近もこの曲を絶賛してただけに大喜びだった。

が、

この曲もザ・BIGINな曲ではなく。

観客の間ではうっすらと、、

「ひょっとしてノーマークの曲ばっかりだったらどうしよう・・・」

という戸惑いが広がりつつあった。

つづきます。

それでは~


とりぶう



宮ロック行ってきた!(3)



みなさんこんにちは。

宮ロックに行ってきた話、まだ終わらないよ。

今回のロックフェスの出場者を聞いたとき、

わたしたち40代の若者は、(若者?)

「おーー、BIGIN出るんや!」

と反応したのだが。

10代の若者であるカメ氏は、

「わーーUVERworld出るんや!」

という反応だった。

40代の若者は「乳母ワールド?」と目が泳ぐのだった。

ネットで検索してみると、「めっちゃかっこいい!」の大合唱である。

とにかく今回のフェスの目玉の1つであることは間違いないもよう。

どんなバンドなのだろう?と期待していた。

UVERworldが出るのは最後から三番目。

UVERworld、BIGIN、ELLEGARDENと続く。

ブレイクタイムをはさんで始まったUVERworldのライブは、

そう、

たとえるなら、

5000人将!

5000人将の、「キングダム」の主人公・信が、檄を飛ばすあの感じ!




5000人将 001






フェスには5000人の客が入ってたらしいのだけど、

その観客を前に、

ボーカルが、大声でなにかを叫んでいた。

残念ながら後ろのほうでぼ~っと聞いていた40代の若者には、ちゃんと聞き取れなかった。(老人!)

しかし、ほんものの若者たちは前のほうでこぶしを振り上げて熱狂していたので、

なにかしら彼らの胸を熱くするメッセージが込められていたのだと思う。

若い日々には歌って大事なもんやなあ、とつくづく思ったのだった。

つづきます。

それでは~


とりぶう



宮ロック行ってきた!(2)






みなさんこんにちは。

宮ロックに行ってきた続きですが。

出場アーティストの中で知っているのがBIGINとMONGOL800だけ。

一番手のMONGOL800が終わったら、トリのひとつ手前のBIGINまでは6時間ほどある。

動くのも暑いし、一応、ほかのも見ることにする。

わたしたちがまるで知らないだけで、いずれ名のあるアーテイストらしく、

若者たちがワクワクしてるのがわかる。

そこに来ていた若者たちはよほど音楽好きで毎日聞いてるのか、

どのバンドの曲でもいっしょに歌っている。

よく覚えてるな。

と感心しきりであった。

わたしとしかちくは、

「どれもいっしょに聞こえるんやけど」

と、アイドルがどれもいっしょに見えるおじさんのような心境だった。

2番目に出てきたのは、MONOEYES。

わたしはずっと「マネ―ズ」と思っていて、

「マネ―ズ=お金って!あからさま名前やな。でもそういう直球勝負、嫌いじゃないよ」

と勝手にふむふむと頷いていたのが、「モノアイズ」だった。

なんでもかんでも金に見えてしまう自分が恥ずかしい。

読み間違いといえば。

BRAHMANというアーティストも。

わたしは「ブレーメン」だと思っていて、

「ははん、音楽好きのやつらが集まって、音楽隊を作った。
バンド名何にする?音楽隊といえば、ブレーメンっしょ?
ということでこの名前になったんやな」

と勝手にふむふむと頷いていたのが、「ブラフマン」だった。




ブレーメンじゃなかった 001




難しや~。

しかし、バンドのボーカルというひとびとはすごい。

盛り上げて鼓舞するのも上手だし、声帯が強い。

やっぱり若いアーティストはすごいな~

と感心していたら。

ブラフマンのボーカルのひとは46歳で、わたしと同世代ではないか。

こっちはすでに半分リタイアなのに、

あっちはまだまだ青春の途中みたいにみえる。

すごい人もいるものだなあ、と感心するのであった。

まだつづきます。

それでは~


とりぶう



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