とりぶう の 宮古島日記

宮古島移住者の生活。いろいろなことがあるけど、基本的に楽しい方向で生きていく方針です。夫しかちくと認知症お義母さんとの3人暮らし。

とりぶう家の食卓12~そうじゃないけど食べてしまうアジフライ




みなさんこんにちは。

とりぶう家の食卓12は、「そうじゃないけど食べてしまうアジフライメニュー」です。

わたしはアジフライが好きで、フライ物の中ではとんかつをしのぐ好きさです。

しかしながらおいしいアジフライにはめったにめぐりあえない。

ドラマ「孤独のグルメ」シリーズで、千葉の漁港近くの定食屋(松本明子がおかみさん役)の回で出てくるアジフライ、

大きくて新鮮で、ほんとうに美味そうで、

あれを食べたいと常日頃思っているのですが、宮古島にはアジがない。(うえに、わたしはパン粉をつける作業がとても嫌いだ)

そのため、スーパーで冷凍のアジフライを買ってきて家で揚げて食べるのだけど、

毎回、鈴木雅之ばりに、

「違う違う、そうじゃ、そうじゃな~い」

と歌いたくなるくらい、そっけない代物です。

ああ、いつの日か本物の新鮮アジフライを食べたいなあ・・・

と思いながらも、今日もアジフライを買い物かごに入れてしまうのでした。

そういうわけで、今回は「そうじゃないけど食べてしまうアジフライメニュー」です。



そうじゃないけど食べてしまうアジフライ




・あげるだけアジフライとゆで卵

・山盛りサラダ

・人気店ふう豚汁



〈あげるだけアジフライとゆで卵〉

冷凍アジフライの中でも、そのスーパーが衣をつけましたみたいなシリーズがあって、それを使っています。
そのシリーズのエビフライはそこそこおいしいのだけど、アジフライはそこまで変わらないと思う。
でも買ってしまう悲しい性。
ゆで卵はしかちくがたくさん作ってくれているのでありがたい。


〈山盛りサラダ〉

とにかく山盛り作ります。
今回はレタスとトマトとゴーヤにオリーブオイルと酢とシークワーサーと塩で味付け。
でっかいボウルに山盛り作って、翌日も食べます。
ちなみにゴーヤはいただきもの。
この季節、ゴーヤをよくもらう。


〈人気店ふう豚汁〉

玉ねぎと豚肉だけの豚汁がとてもおいしい!という人気店をテレビで見て以来、時々作ります。
かつおだしに玉ねぎと豚バラ肉を入れ、玉ねぎがくったりするまで煮込み、味噌をいれます。
今回はそういえば「にぼし粉」を入れました。
人気店の味は知らないけれど、これはこれでおいしいのだ。



そうじゃないけど食べてしまうアジフライ




揚げ物をするとき、極力少なめの油で揚げようとするあまり、

焦げることがよくあります。

色も悪くなり、孤独のグルメのアジフライとは程遠い出来栄えになったりします。

あらためて「いつか新鮮なアジフライをいつか漁港近くで食べてやるんだ」と、心に刻むことになるのでした。


それでは~


とりぶう


自己満足が自分を幸せにする





みなさんこんにちは。

死ぬまでに、世界中の国の名前を覚えようと決心し。

寝る前、頭の中で国の名前を数え続け、

地図帳に載っている国をすべて覚えたのは去年のこと。

もう死ぬまでにすることがなくなったな、と思っていたが。

そうだ、首都を覚えよう!

と思い立ち、

毎晩、ちみちみと頭の中で首都を数え続けた。

朝起きると、地図帳を開き、新たな首都の名前をインプットし、

夜、それを復習する。

雨の日も風の日も雷の日もである。(天候関係ないやろ)

そんな毎日が続き、ようやく、

首都名、コンプリートした。



世界の首都、コンプリート




そんなん覚えて何になるん?

と、思うかもしれないが。

学生時代覚えた数学の公式も、いまだに何になるのかわからないので、

世の中は何になるかわからんけど覚えておくこと、というのが存在するのだ。

しかし、首都を覚えたおかげで、世界中の国の位置がほぼわかるようになり、

テレビで国の名前が出てくると、

「首都は〇〇」

と反応してしまうようになり、

どんな小さな国であっても、わたしはあなたの国の位置も、あなたの国の首都も知っているよ、

と思えるようになった。

自己満足である。

しかしこの世界は自己満足で満ちている。

自分を満足させることができるというのは幸せなことだと思う。

いまはこの記憶を長期記憶にするために、毎晩頭の中で首都を唱えている。

ところで。

日本人にとっては驚くべきことに。

「ン」で始まる首都がある。

チャドの首都、「ンジャメナ」がそうだ。

これを知っていれば首都しりとりでは負け知らずのはず。

使ってみたくてたまらないのだが。

問題はそんなしりとり、だれもやらんということなんだなあ。


それでは~


とりぶう

すもうの話



みなさんこんにちは。

問題です。

名前の中にもまわしをつけてる力士はだ~れ?

答えは、最後のほうで。

「荒れる春場所」の名にたがわず、

3月20日午前現在、

大相撲大阪場所は幕尻の尊富士が無敗でトップ独走、

尊富士が所属する伊勢ヶ濱部屋は、

照ノ富士、熱海富士、翠富士、錦富士、宝富士、と、けいこ相手が豊富過ぎるので、

強くなるのもうなずけるが、

それを鑑みても、尊富士はやっぱりちょっと強すぎると思うし。

それを追うのがまだ髷もゆえない大の里というのも異例だし。

一番安定してるように思えた大関霧島が3勝7敗と負け越し一歩手前だし。

横綱照ノ富士は休場したし。

あっちもこっちも、荒れている。

なんだったら場所前から荒れていた。

2m越えで、どんだけ強くなるんだと思われてた大型力士北青鵬が、兄弟弟子への暴行で引退、

それに伴い宮城野親方(横綱白鵬)が2階級降格および減俸、

宮城野部屋の閉鎖、

と、世間をざわつかせた。




荒れる春場所




さて、そんな中、話題になったのが。

バトジャルガリーン・ムンフオルギルさん、そう、我らが玉鷲の帰化問題である。

「そうなんや~。ずっと日本にいるんや~」

と、

奥さんもモンゴル人なので、引退後はモンゴルに帰るのかなあと漠然と思っていたので、

なんとなく嬉しくなった。

大の里との取り組みでも、負けはしたが、力強さを十分感じる取り組みだった。

幕内最高齢39歳ながらも、毎場所「若々しい相撲」と評される玉鷲。

今場所はちょっと負けが先行しているが、

これから巻き返してほしいと思っている。

そうそう、

冒頭の問題の答え、

名前の中にまわしをつけてる力士は、

もちろん、玉鷲(たまわし)関である。

すぐにピンときたあなた、

常日頃から頭の中に玉鷲が住んでいますね?

一緒に玉鷲関を推していきましょう。


それでは~


とりぶう


義母とエプロン


みなさんこんにちは。

突然ですが、エプロンしますか?



エプロンする?




ある調査によると、エプロンをして料理をする人は2割くらいなのだとか。

あとの8割はエプロンをしないらしい。

わたしもしない8割側である。

年がら年中速乾性のTシャツで過ごしているので、汚れてもすぐに洗えばいいや、という感覚なので、

エプロンの必要性を感じずに過ごしている。

一方、同居のお義母さんはエプロンを放さない。

要介護3のお義母さんは、動ける認知症、というか、動きまくる認知症で、

いつもエプロンをしている。

デイサービスに行くときなどは、「お迎えの車が来てくれたよ」と声をかけると、

「はーい」と元気よく返事したあとエプロンをつけてるか確認、

してなかったらエプロンを探し着用、

玄関でわたしに「これは外して行こうか」とエプロンを没収される。

毎度である。

お義母さんはほとんどのことは覚えていないけれど、食器洗いと洗濯物干し(自分のもの)だけはする。

食器洗いは自分の仕事だと思っているらしく、わたしたちが食べ終わったら、自分が食べ終わってなくても、食器洗いのために自分のごはんを残そうとするので、

「ゆっくり食べたらええで」

と声をかけるのだが、もうすでに気もそぞろ、立ち上がりながらごはんを食べ終え食器洗いに向かう。

そうして丁寧に食器を洗い、拭き、食器棚に片付ける。

わたしたちが手伝おうものなら、たちまち気分を害す。

なので全部おまかせしている。

しかしその一連に非常に時間がかかり、かつ、食器を片付ける場所がわからなくなることもしょっちゅうなので、

「そのお皿はこっちやで~」

と、つとめて軽く促すのだが、往々にして気分を害す。

そしてフンという顔をして続きの作業をする。

かわいくないわ~~~、

と、かわいくない嫁は思う。

しかし数分もすればケロっとしているので、そういうところは認知症になる前よりむしろやりやすい。

食器洗いが終わると冷蔵庫の中を数回チェックし、エプロンで手を拭き、終了。

「お義母さん、歯磨こか」

と声掛けして歯を磨かせる。

その際も、

「はいはい(やれやれウルサイな)」

みたいな態度なので、

かわいくないわ~~~、

と思う。

そして歯ブラシに歯磨き粉をつけて渡すと、歯を磨くことはそっちのけで、ひたすら洗面台をティッシュで磨く。

歯を磨け~~~、

と思う。

お義母さんは寝るまでほとんどエプロンを外さない。

エプロンをしていると落ち着くのだろう。

アイデンティティアイテムといえる。

お義母さんは洗濯機が使えないので、洗濯が終わったお義母さんの衣類をわたすと機嫌よく干している。

なにがそんなに楽しいのかわからないが、洗濯物を干してはたたみ、たたんでは干している。

四六時中やっている。

毎回「衣替えか!?」くらいの衣類を干したり、たたんだりしている。

もちろんエプロン着用。

このあいだなどは、洗濯しようとかごに入れてあったわたしの衣類を、自分の部屋に持って行って干していた。

派手なオレンジ色のブラジャーをせっせと干しているのを見て、

「ちょっと、お義母さん、オレンジ色はつけへんやろーー!?」

と叫びながら回収したのだった。

もちろん、お義母さんは「そんなんわたし知らん、洗濯してあったから干しただけや」とぶつぶつ言ってたが、

いや、洗濯してないし、それ、あたしのやし、

と認知症のひとに言うのもおとなげないし、

もうほんまに~~~~、

と、やり場のない腹立たしさがこみ上げ。

しかしその後、笑いがこみ上げてくるのだった。

今朝もエプロン着用でデイサービスに行こうとしたが、玄関でエプロンを没収された。

今頃、デイサービスでエプロンを探してるかもしれない。


それでは~


とりぶう



ツメ切り





みなさんこんにちは。

ツメを切っていて、ふと思い出した。

そういえば、昔はツメホルダーがなかったな。

ツメホルダーというのはわたしが勝手に命名したのだが、

切ったツメが散らばらないようにしたカバーのこと。

あれが出現するまでは、ツメは四方八方に飛び散っていたものだ。

四方八方に飛び散り、

「痛っ、ちょっと誰!?切ったツメ、ちゃんと捨ててないのは!」

と足のウラのやらかい場所を突き刺したツメをにらみつけることがしょっちゅうだった。

初めてツメホルダーのついたツメ切りを使ったとき、

「こんな簡単な機能でツメが散らばらないのか!」

と、持った湯飲みをバッタと落とし、小膝たたいてにっこり笑い、

「日本の夜明けぜよ」

と思った。(ほんまかいな)

いまでは当たり前のように使っているホルダー付きのツメ切りは、

出現して以来、ツメ切り業界を瞬く間に席巻。

いまでは特殊なもの以外、ホルダーがついていないものを見つけるのが難しいくらいになっている。

さてしかし。

ツメ切りの進化はこれが最初ではない、と思う。

「と思う」としたのは、わたしが物心ついたとき、すでにその機能はどのツメ切りにも常備されていたからだ。

その機能とは、「くるっとひっくり返しヤスリ」である。

正式名称はわからないが、

ツメを切るとき、まずツメ切りの押す部分が閉じられているので、それを立ち上げてひっくり返すという作業が必要だ。

まさにそれが発明なのだ。

テコの原理を利用した押す部分も発明だし、

そこにヤスリをくっつけたあの部分も発明。

なにより、くるっと回せばツメ切りになるという美しさ。

回さなければ危なくないという安心設計。

ああ見えて、ツメ切りは発明の宝庫なのである。




爪切りの進化




百均で売られてるような気軽なものでも、たくさんの発明の産物だと思うと。

あらためてツメ切りをほれぼれと見とれてしまうのだった。


それでは~


とりぶう


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