とりぶう の 宮古島日記

宮古島移住者の生活。いろいろなことがあるけど、基本的に楽しい方向で生きていく方針です。夫しかちくと認知症お義母さんとの3人暮らし。

2012年09月

わが道をゆく列車たち

みなさんこんにちは。

5年という月日はけっこう長いものです。

赤ん坊はしゃべれるようになり、少年は青年になり、中年は中高年になり、中高年は老人になる。

しかし、変わらない人もいます。

それはわたし、うふふ。

では当然なく。

思ったより復帰が早かったスギちゃん。

の、5年前は知らないし。

レイザーラモンHG

・・・・は変わってるかどうか、ちょっとわからんし。

いまだにあのギャグが変わってなかったらちょっとつらいし。(大きなお世話)

じつは、あのおじいとおばあなのです。

どの!?

と思うでしょう。

『あの』というわりには、わたしは彼らのことを一度もブログに書いたことはありません。(なんじゃそりゃ)

5年前から知り合いのおじいおばあ夫婦がいるのですが、このお二人がまったく変わらないのです。

5年前も老人だったけど、いまも変わらず老人。

チキンラーメンのほうがもっと変わってるんちゃう?

というくらい、変わらず元気なのです。

老人っていいよね。

老人になったらもうそれ以上の位がないもんね。

アラフォーとかいって中年女の地位向上を少しはかったとしても、やっぱ次に来る老人の地位にはびくびくしてしまうもの。

そこいくと老人になったらもう安心してられるよね。

位人臣を極めるってこれだよね。

なんでやねん。

さて。

今朝も畑仕事をしているお二人に遭遇。

立ち話をしたのですが。

この二人、話してるとかならず違う道を進み始めます。

最初はふたりとも「サトウキビの育ちが悪くて・・・」という同じ列車に乗っているのですが。

おじいが「畑のあっちのほうは育ってるんだけどね」という方向に進んでいるのに、

おばあのほうは「ところでお義母さんは元気?」という方向に列車を進め始めます。


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そして、どっちの話を聞いたらいいんだろ?とあたふたしてるうちに、

「それじゃ元気でね」

と知らないうちに列車は同じレールにおさまっています。

毎回かならずこうです。

5年前からずっと変わらず。

もはや伝統のわざ。

この二人の会話はどういうふうになってるのか、隠しカメラで撮ってみたいものです。

きっと違う列車に乗ってることも気付かないで、なんとなくかみ合ってるのだろうなあ。

ともあれ。

ご本人たちは「年とった年とった」と言ってるけど、わたしからみると「いやいや、前から年とってたし」と思ってるので、ほぼ変わらない人たちという印象なのです。

このままかわらずできるだけ元気でいてくれるといいなあ。

彼らについての次回の報告は、きっとまた5年後くらいになると思います。

乞うご期待!(だれも覚えてないよ!)

それでは~


とりぶう

宮古島がくる

みなさんこんにちは。

いよいよくるよー!

いまいくよくるよー!

冒頭から叫んですいません。

今いくよくるよさんのくだりは単なる語呂合わせです。

ゴロゴロするのって気持ちいいよね~。(なんじゃそりゃ)

関係ないですが、宮古島では、

「今からそっちに行くから」

というとき、

「今からそっちに来るから」

といいます。

若干違和感。

なんだか他人事のような響きが感じられます。

英語で「今行くよ」というとき「来る」にあたる「COME」を使って、

「I'M COMING」というのと同じ感覚だと思います。

ちなみに関西では「今行くよ」というと、「くるよ」と答えが返ってきます。

うそだと思ったらやってみてください。

返ってこなかったらもう「ごめん」というしかない。

「ごめん」って万能だね。

まるでポン酢みたいだね。(そうか?)

ところで。

いよいよくるのは何かというと。



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NHKの連ドラ『純と愛』がいよいよ来週月曜日、10月1日から始まるよ、ということなのです。

このドラマはなんと宮古島と大阪が舞台なんだとか。

ヒロインの夏菜さんは4月、

宮古島で行われるトライアスロン大会のスターターをつとめていたのですが。

当時、夏菜さんの顔を知らなかったわたしは、ゴールとなる市立競技場で、夏菜さんの真横にいたにもかかわらず、スタッフのジャンパーを着ていた彼女を、きっとどっかのテレビのスタッフかレポーターなんだな、と思っていたのでした。

こんなことなら、もっとまじまじと見ておくのだった。

あるいは「今何時ですか?」くらい聞いておくのだった。(やめろ)

いま、宮古島では彼女が微笑むポスターがいろいろなところで貼られています。

それを見ると、ああ、もう手のとどかないところに行ってしまったんだなと思います。

最初からとどいてないけど。

ドラマの脚本は「家政婦のミタ」を手がけた遊川和彦さんだそうで、面白い話になりそうだと巷では話題らしいです。巷ってどこよ!(知らんがな)

ちなみに、わたしは「家政婦のミタ」を見ていないので、「家政婦のミテナイ」です。

どうでもいいですね。

そしてさらに!

『猛烈な』の形容詞を持つ台風17号が、まっすぐ行ってりゃいいものを、台湾直前で東に進路を変え、宮古島方面にやってくる気配が!

このままゆくと、10月1日くらい、相当ヤバイのでは!?と思われ。

どっちにしても、10月は宮古島が(に?)来るよ!!

それでは~


とりぶう

カメ氏、はきはき答える

みなさんこんにちは。

絵本作家のゴミ野郎さんが、以前書いてらっしゃったのですが。

あ、すいません。

ゴミ野郎じゃなくって、五味太郎さんでした。

あぶないあぶない。

もうちょっとで間違うところだった。(もう間違ってる)

五味さんは、『子供に心配されるようになったら、子育ては終了』みたいなことを書いておられ、なるほどなと思ったのです。

それ以来、

「お母さん、大丈夫?」

と心配されたら、ひそかに、

「子育てほぼ終了だぜ、イエ~」

と思っています。

わが家の子育ての基本理念はとてもシンプル。

子供がひとりで生きてゆけるようにすること。

だからなるべくいろんなことは自分でやらせているのですが、先日。

わたしとうさQとカメ氏で本屋さんに行ったとき。

カメ氏がその本屋さんのポイントカードを作りたいというので、自分もつくるといううさQといっしょにレジに行かせました。

わたしが雑誌を立ち読みしていると、

「ポイントカードを作れますか?」

というカメ氏の場違いに大きな声が店内に響いています。

おばさんはちょっと押されぎみながらも、ここに名前と住所と電話番号を書くようにと指示していました。

カメ氏はまたまた大きな声で質問。

「沖縄に県は書きますか?」

とたずねています。

宮古島内で住所を書くときは『沖縄県』はもちろん、『宮古島市』すらはぶいてしまうことが多いのですが、

カメ氏は沖縄県から律儀に住所を書いてるもよう。

そこらへんは子供らしいな、と思っていると。

若干、関西弁アクセントがあるからか、おばさんは、

「どこから来たの?」

と聞いています。

カメ氏は堂々と、

「住んでいます」

と返答。

「へえ、そうなの。どこに?」

というおばさんの問いに。





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「字です!」

と勢いよく答えていました。

『字』って!

たしかに住所に『字』ついてるけど!

横で聞いていたうさQが、あわてて自分の住んでる地域を答えていました。

ほかにとっかかりのある地名がいくらでもあるだろうに、よりによって『字』を選んで答えてしまうとは。

もうちょっと大人になったら、このことのおかしさに気がつくのだろうなあと思ったのでした。

それでは~


とりぶう

カメ氏、モコの夢を見る

みなさんこんにちは。

気がつけば、夫婦のあいだでも、しょっちゅう老化の話をしている昨今。

このままゆけば、会話の95パーセントが老化の話で、あとの5パーセントが食べ物の話になりそうです。

やばい。

そうなる前にもっと食べ物の会話をしておかねば。(いまでも半分以上、食べ物の話なのに?)

あ、そうそう。

先日のクイズの答えです。

床屋に打ち込まれた銃は、散髪だけに、3発でした。

いやあ、難問でしたね。

と、いう声もなく。

みなさまの予想をまったく裏切ることない、よい問題(?)でした。

裏切られるってつらいことだものね。(そういう問題?)

ということで、正解したかたがたお見事でした~!



さてこの間。

カメ氏が見た夢の話をはじめました。

「夢の中でな、モコ(手乗り文鳥)のえさ換えたろうと思ってかご見たら、モコが2羽になっとってん!」

と興奮気味。

ちなみにモコはわたしとかしかちくには、非常におとなしく愛らしい姿を見せるのですが。

なぜか、カメ氏の指に対してはものすごく敏感に反応し、まるで敵の扱い。

モコがのんびり寝てるときでも、カメ氏が指を近づけようものなら大変。

ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる!

と鳴いてぎゅんぎゅんとつっつきにいきます。

平和そうなかおつきだけど、内心、いつでも戦闘に臨めるんだからな、というスイスのような心構えが感じられます。

カメ氏はいつもモコにうっとおしいちょっかいを出してるので、自業自得ではあるのですが。

いったんモコの中で「この指は敵!」と決め付けられたら二度と這い上がれないので、クラス内の序列くらい厳しいものがあるのです。

カメ氏は、

「1羽でもぎゅるぎゅると凶暴やのに、2羽になったらすさまじいのなんのって!

あれは2倍ちゅうもんちゃうで。

2乗やで!1の2乗!」

といいました。

すさまじさを数学的にあらわそうとしたのはよくわかるのですが。

よく考えたら。


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1の2乗は1やし!

1は何乗しても1やし!

増えてないし!

むしろ2倍のほうが増えてるし!

中学生になって、このことにきちんと気がつくといいなあと思いました。

それでは~


とりぶう

老化に拍車(クイズもあるよ)

みなさんこんにちは。

先日、わたしのパソコンが壊れたので、新しいパソコンを注文したら。

離島にもかかわらず2日で着いたんだという話を書きました。

その後自分で初期設定もしたようなしなかったような、とかいう話をえんえん続けていたのですが。

ブログのみならず私生活においても、人をつかまえては、

離島なのに早く着いた、という話を披露していました。

そしてきのう、自分の手柄でもないのに得意げに、

「いやあ、宮古島でも2日でパソコンが着く時代になったわ~」

という話をしたら、それを聞いていた若い子が屈託ない表情で、

「先週まったく同じ話を聞きました」

と言うではありませんか!


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ひえ~~~~!

やっちまった~~~!

もう赤面を通り越して紫色になるかと思いました。

彼女の屈託のなさが、かえって自分を哀れに思う。

まったく同じ話をだれかにしたというのは覚えていたのですが、だれにしたか忘れていたというこの老化。

いよいよわたしも老化に一歩拍車がかかりました。

『その話すでに聞いたと言われたら それがあなたの老化記念日』

とか、

『ちょっと待て!老化はいまさらとまらない!』

などのオリジナル標語を胸に刻み込みたいと思います。(いろいろパクってる)

そのため。

このクイズだしたっけ?

ということも多々あり、ええい、二回目でもええわ、と思いながらアップしてるので、中には

「このクイズ、以前もやったはず・・・」

というのもあるかもしれません。

そんなときは、「とりぶうのやつ、老化をひた走っているな」と哀れんでください。

そうして、屈託なく『それはもうやったよ』とか、言わないでください。

ましてやわたしのお墓の前で泣かないでください。

そこにわたしはいません~。

まだ死んでいません~。

脱線しましたが。

クイズです。

(もんだい)

床屋に銃が打ち込まれました。さて、何発?


答えは次回です。

以前出した問題じゃないことを祈る。

どれを出したかどうかチェックしておけば?

という意見もあると思いますが、

老化ってやつぁね、おそろしいね。

チェックしたファイルをどこにやった?

ってことからすでに忘れちまうからね。

ということで、クイズです。

ってちがった。

クイズはもう出題してるんだった。

あ~、おそろしや~。

とりあえず昼寝でもして脳を回復させよう。

脳の問題は、きっとノープロブレムになるはずだ。

それではみなさんよい週末を~


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