とりぶう の 宮古島日記

宮古島移住者の生活。いろいろなことがあるけど、基本的に楽しい方向で生きていく方針です。夫しかちくと認知症お義母さんとの3人暮らし。

2014年05月

ほうふ

みなさんこんにちは。

方角がよくわからなくなる、という話を以前に書きましたが、

熟語の上と下がどっちかわからなくなることがよくあります。

あるある!

わたしの場合、それは『豊富』という熟語。



豊富 2014 5・30




とりあえず、
「えーっと、『ほうふ』の『ふ』は富士山の『ふ』やから、『富』は下なんやな」
と考えてから、『豊富』と書きます。

そういう熟語たくさんありますよね。

あるある!(←だれ?)

それにしても、『豊富』っていう熟語。

豊かで富むという、リッチの二段重ね。

『豊富』ってつくづくよい熟語だな。

それでは~


とりぶう

そっちの芭蕉

みなさんこんにちは。

きょう、ラーメン屋さんに行ったら、

「芭蕉がいいよ、芭蕉が」

という会話が聞こえてきました。

平日のお昼どき。

客はおもに体力勝負な作業着着用男性。

いやいや、人は見た目で判断したらあかん。

ラーメン屋で句会というのも風流なものじゃないか。

と思ってよく聞いてると、芭蕉は芭蕉でも、『バショウカジキ』の話だった。




松尾芭蕉 2014 5・29




そりゃそうだ。

暑いと耳までザツになるもんだなあ。

それでは~


とりぶう

アンカー!

みなさんこんにちは。

さいきん知ったことですが、

コンクリートに打ち込んである釘のような出っ張り。

あれ、アンカーというですよ。

建設関係の人とか、日曜大工好きな男性ならおなじみでしょうが、

女にとってはまるでなじみのないことば。

たとえば、『くけ台』ということばが、男性にとってはまるでなじみがないように。

『アンカー』というのも女性にはなじみがないのです。

ちなみに『くけ台』って、たぶん裁縫のときに使う何かです。

それは何かって?

何かは知らんよ、キミ。

わたしだって使ったことないんだから。

せっかくインターネットを使ってるんだから、しらべてみたまえよ。

と、風呂敷ひろげて丸投げしたところで。

そういえば、リレーの最終走者もアンカー。
船の錨もアンカー。
メインのニュースキャスターもアンカー。
石油を運ぶ船も、・・・あれはタンカー。

いろんなところでアンカーが使われているのですが、

全部、同じ意味なのだということに気付きました。


アンカー 2014 5・28




アンカーとは『支え』とか『よりどころ』、つまり、信頼に足るもの、という意味。

いままでリレーのアンカーと船の錨がおなじ意味だと考えたこともなかった。

そのうえ、アンカーがそんなに多様な意味で使われているともしらなんだ。

ちなみに、上のイラストでは、真ん中のよくわからん形のものたちがコンクリートアンカーです。

N鋼材という金属部品を扱うところでは、大小さまざまなアンカーたちがごろごろ。

いろんなところで、信頼されるべくぴかぴかに輝いていました。

リレーでアンカーにはなったことがなかったけど、

わが家のアンカーとして、わたしもぴかぴかに輝いていかねば、と思いました。

ほんまかいな。

それでは~


とりぶう

磁石探偵

みなさんこんにちは。

きのう、物置で磁石を発見しました。

N極とS極がU字の両端にあるやつ。

子どもが小学校のころ、理科で使ったものと思われます。

ふと、わたしの子ども時代を思い出しました。

わたしは磁石が大好きでした。

でも、
「あたし、磁石大好きだったわ~」
としかちくに言っても、
「磁石を好きとか嫌いで考えたことない」
と返された。

そんな人もいるのだなあ。

わたしときたら、磁石と見たら、とりあえずなにかにくっつけてみないと気がおさまらない過去を持っているのに。

モノには、くっつくものとくっつかないものがある。

それがわかったころから、やたら家中のものに磁石をくっつけてみては、
「これはくっつく。これはあかん。わ!これ、くっつきそうに見えてくっつかん!」
と磁石探偵になっていたというのに!




磁石探偵 2014 5・27





当時わたしの野望は、砂鉄をぎっちりと磁石にくっつけること。

NHK教育の小学理科を見ていると、ふんだんに砂鉄をくっつけてなさる。

しかし、家の庭で土にやたらめったら磁石を差し込んでも、まるで砂鉄はくっついてこない。

いつか砂鉄の山に思いっきり磁石を突っ込んで、ぶわっさぶわっさと砂鉄をくっつけたい、と思っていました。

その思いはかなわないまま、今に至ります。

というか、その思いがあったことを今まで忘れてた。

うはははは

ところで、磁石のなにが不思議だったといって、鉄で出来ているものには、N極もS極もどっちもくっつくのに、NとN、SとSはかならず反発しあうこと。

NとSならうれしそうにくっつくのに、NとN、SとSになったとたん、

いやだってんだろっ!

と言ってるかのごとく、むにゅううううっとそっぽを向くのです。

目に見えないけど、むにゅううううの間には何かがある。

不思議で不思議でたまりませんでした。

ひょっとしたら、NとN、SとS同士をくっつけたまま、ヒモでぐるぐるしばり、数日間放置しておくと観念してくっつくようになるのだろうか?

そんなことばかり考えていました。

でも自分の磁石はそういうことをして、万が一にもくっつかない磁石になったら磁石探偵としては大いに困るので、いつか金持ちになったときに磁石をくっつけてやろうと思っていました。

金持ちってヒマ人と同義語だと思っていたあのころ。

不思議なことばかりでした。

いまだに、NとN、SとSが反発するしくみは、わたしにはよくわかりません。

不思議なことだとは思いながら、不思議なことは、頭の中の不思議カテゴリに入れたまま、解明することなくたぶん死んでゆくと思います。

あんなにいっぱいあった不思議のかずかずだけど、

いつのまにか、わかったような顔して生きてゆける自分がいます。

なにもわかっていないのに、不思議をのぞいちゃいかん、というオトナの自分がいるのです。

不思議を楽しんだり、解明するために不思議に夢中になるには、オトナの分別はいらない。

だからお互い、歩みよりはないのです。

その反発するかんじ、不思議とオトナはまるでN極とN極なんだなあ。

それでは~


とりぶう

カメ氏、チャーハン奉行になる

みなさんこんにちは。

男子厨房に入るべからず。

と言ったのはもう縄文時代でしょうか?

それくらい、男が料理をするのがあたりまえになってきました。

わが家の男子、カメ氏。

中坊になってから、よく厨房に入るようになりました。

彼の得意料理はチャーハン。

おなかがすいたら気軽にチャーハンを作ってます。

おどろいたことに、カメ氏の作るチャーハンはおいしいのです。

同じ材料を使っていても、なぜかわたしの作るチャーハンよりもおいしく感じられるのです。

母親として子どもが成長するのはうれしいものの、

チャーハンの味を早々に抜かれたのは、わりとショック。

先日も、カメ氏がチャーハンを作るというので、作り方を見学しました。

まずごま油をひく。
フライパンを結構な時間熱する。
ハムを入れる。いためる。
ごはん投入。いためる。いためる。いためる。いためる。いためる・・・・
まだいためるんかい!というくらい、ていねいにいためていました。
そして卵投入。塩、こしょう、味の素少々、しょうゆ多めに味付け。
ひたすらいためる。
ねぎ投入。かるくいためる。
できあがり。

わたしの作るものよりも、倍くらいいためて、しょうゆが多め。

そこが違いだったのだな。

たしかに、ぱらりとおいしく仕上がっています。

ふだんの行動はわりとザツでいいかげんなカメ氏ですが、ことチャーハン作りにおいてはものすごくこだわりがあるようでした。
おもわず、


チャーハン奉行 2014 5・26





チャーハン奉行という称号を与えたくなりました。

カメ氏のみならず、しかちくもチャーハン作りは上手。

たしかに女よりも男のほうが、チャーハン愛が強そう。

そして、チャーハンは、男の料理!という気がしないでもない。

子ども「きょうはチャーハンが食べたいな」
母「あら、そう。あなた、きょうはチャーハンよろしくお願いします」
父「うむ。わかった」

日曜日の昼。

各団地ではこのような光景が広がっているものと思われます。(ほんまかよ)

シンプルな具でていねいに作る。

チャーハンの基本はこれなのでしょう。

いま、ネットでチャーハンレシピを検索すると、いろんな変わりチャーハンが出てきます。

ひき肉を使ったり、カニを使ったり、納豆を使ったり。

チャーハンを一味違う高級料理に、という奥様方の苦肉の策が見えます。
「これなら急に貴族が来ても恥ずかしくないチャーハンだわ!」(どんなチャーハン?)
と工夫に工夫を重ねているのです。

でも、基本男のチャーハンってシンプルです。

肉、卵、メシ、あればネギ。

こんな調子です。

だから女性が作る変わりチャーハンを食べたとき、男性は、
「オレが食べたいのはこんなチャーハンじゃない!」
と思っているのでしょう。

そういえば、にんじん嫌いの子が、
「お母さんの作るハンバーグはにんじんが入ってていやだ」
と言ってたのですが、お母さんの気持ちもわかるけど、この子の気持ちもわかります。

おいしいものは、なにも足したり引いたりしないで王道のレシピを食べたい!
そう思ってるのです。

作るほうとしては、
「それじゃあ芸がない。わたし流の味を試してみてよね。
これならお野菜もたくさんとれるじゃない」
と思っているのですが、食べるほうにしてみればムダな努力だということなのでしょう。

これはきっとどこまでいっても平行線。

だから男はせめてチャーハンくらい自分の食べたい味のものを、と思ってチャーハンをせっせと作るのかもしれません。

いためすぎるくらいいためて、しょうゆ味強め。

ちょっとB級色が強いチャーハンは、女には作れそうもありません。

ともあれ。

これからわが家のチャーハンは、チャーハン奉行にまかせることで一件落着~。

それでは~


とりぶう
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