とりぶう の 宮古島日記

宮古島移住者の生活。いろいろなことがあるけど、基本的に楽しい方向で生きていく方針です。夫しかちくと認知症お義母さんとの3人暮らし。

2015年11月

安息日

みなさんこんにちは。

予定のない休日というのは、

バターもジャムもつけず、トーストもしていない食パンくらい、

ただただ単調。

おなじ味の時間をひたすら無感動にやりすごす、

という気がしていました。若いころは。

なにも予定がないイコール楽しいことがない、

という定義で、

予定のある休日はA面で、ないのはB面というくくりでした。

しかし、今。

わたしは予定のない休日が大好きです。

予定のない休日が大好きすぎて、ひたすら予定をなくす心がけをしているくらいです。

というのも、予定のない休日の定番のすごし方があり、それがとても気持ちよいからなのです。

うちの近くに、海に張り出した遊歩デッキがあるのですが、ひたすらそこですごすのです。

遊歩デッキはなにがよいって、まわりが海なので蚊などの虫がいない。

いつも風が吹いてて涼しい。

見晴らしがよい。

人が少ない。

ところどころに屋根があり、東屋のていをなしているので、日差しもふせげる。

くつろぐに理想的な環境なのです。

そこでわたしは本(東海林さだおの『まるかじりシリーズ』)を音読するか、

その他の本を黙読するか、ナンプレをするか、寝るか、のどれかをします。

しかちくは、寝るか、寝るか、寝るか、のどれかをします。(寝るしかないやん)

真夏でもそこだけは涼しく、ほんとうに心地よく、

今年は秋になっても暑かったものだから、長い期間そこを楽しむことができたのですが。

さいきん、いきなり季節が進んだので、寝るにはちょっときびしい状況になってきました。





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そうすると、にわかに次のくつろぎ場所をどこにするか、ということが話し合われ、

いろんな場所を物色するのですが。

やはり12月にもなると外はきびしい。

かといって、室内でくつろげる開放的な場所はなく、

おまけにこれからの季節は雨も多くなるので、

そのたびに放浪するハメになります。

これから冬の間。

山を降りるハイジの気分。

きゅうくつな街での生活がはやく終わらないかなあ、と思いながらすごすことになります。

それでもやはり、予定のない休日は大好きで、

ユダヤ教徒やキリスト教徒でもないのに、

これぞ安息日やなあ、

という心もちですごしています。

そして、安息日のもうひとつのよいことは、お金を使わないということ。

よく考えるとなにも得はしてないけれど、そういう日がたくさんあると、ちょっと得した気がします。

ああ、今週末が暖かくて風のない日であるといいなあ。

それでは~


とりぶう

ピピピキョキョキョチチチである

みなさんこんにちは。

寒くなってきたという話題に、いよいよ沖縄も入れるようになってきました。

ゆうべは寒かった。

寒かったので長袖のトレーナーを着て、ふとんをしっかりかぶって寝たら、暑かった。

途中で半そでTシャツに着替えた。

衣替えのタイミングがまだわかりません。

ということで、寒めの金曜日。

モコ日記です。




吾輩はモコである。

文鳥である。

ここ2ヶ月ほど、

ピーウィー ピーウィー

という甲高い鳴き声が聞こえる。

どうやらサシバという鳥の鳴き声らしい。

のびやかである。

大空をおもいっきり気持ちよさげに飛んでいるのが想像できる鳴き声である。

ドウーダー ウラヤマシーカー

という声にすら聞こえる。

吾輩のようなかごの鳥にはついぞ鳴けない声である。

吾輩はいつも

ピピピピピピピピ

か、

キョキョキョキョキョキョキョ

か、

チチチチチチチチ

か、

とにかく同じ音が連続した鳴き声しか出ないのである。

秋空を優雅に飛ぶことができたら、吾輩だって、

ピーキョ~チー

とのびやかに鳴けるはずなのである。

外を自由に。

これは飼われているペットがいつもほしがるものである。

そして手にははいらないものである。

しかし、犬のなかには放し飼いされているものもいて、ときどきは外を自由に歩き回れるようだ。

向かいの家の犬も、そういう犬のひとつ。

放し飼いにされて、とてててててと気ままに道を行き来するのを吾輩は窓越しにながめてきた。

ところが、さいきん見かけない。

どうしたのやらと思っていたら、しかちくととりぶうが言うことには、

「道路で車にひかれて死んでた」

というではないか。

おもわず吾輩はナマンダブナマンダブとつぶやいた。

出てきた鳴き声はキョキョキョキョキョであったが。

自由はいいものである。

しかしいつもリスクがある。

優雅に見えても、ナットクするまで生きられるのはおどろくほど少ない割合に違いない。

そうかんがえると、サシバの鳴き声もなにやら切なく聞こえてくる。

それぞれの境遇を思うと、吾輩の鳴き声はむしろほがらかでよいものであるのかもしれぬ。

平和の鳴き声なのである。





モコは夜、かごのいちばん端っこに寄ってねてます。

ときどきかごからはみ出てる羽がかわいいのでさわってしまいます。

するといやがる。




ちょっとはみ出る 2015 11・27



でもやめられないんだなあ。


それでは~


とりぶう

おさがり待ち

みなさんこんにちは。

いもうと気質のわたしにとって、

洋服のおさがりというのはうれしいもの。

姉が着ている洋服でいいなと思っていたものが、

自分にさがってきたときのうれしさ。

新品もうれしいのですが、おさがりにはおさがりのよさがあり、

かつてよそゆきとして着られていたものがさがってきたときなどは、

それを気軽に普段着として着られるのがとてもうれしく、

はやく姉が成長してその洋服が小さくならないかなあ、と思ったりしました。

ながいことそういう気持ちは忘れていたのですが。

さいきん、ふとおさがりを待ってる自分がいることに気付きました。

だれのおさがりを待っているかというと、しかちくのおさがり。

しかちくが買ったニットなどは、よくさがってきます。

メンズサイズなので、ちょっと大きめをだぼっと普段着に着るのは心地よく、

普段着のみならず、よそゆきとしても活用したりしてます。

そしていま。

わたしが待っているのはしかちくのジャンパー。

はっきりしたブルーに白の水玉模様のジャンパー。

数年前、出先で寒かったときに購入したジャンパーなのですが、

メンズで手ごろなものがなかったので、レディースのジャンパーを買いました。

軽くて、さわやかな色合いがよく、

「それええなあ」

と何度かほめたことがあります。

しかちくもまんざらでもないもよう。

ちょっと出かけるときにはすぐにそれを手にとって着るようになりました。

わたしとしては、

「オレにはちょっと派手やから、とりぶうも着たらええで」

と言ってくれたのち、じょじょに自分のものにしようという計画だったのですが。

毎年、しかちくはしっかりそれを着てる。

ヘビロテである。

今日は宮古島も寒くなり、わたしもカーディガンを羽織っているのですが、

しかちくはそのジャンパーを家の中で着てる。







手放さん気か 2015 11・26




それを着たまま昼寝すらしてる。

まるで冬毛である。

わたしにおさがりとしてさがってくる気配はないもよう。

ああ、しかちくが成長せえへんかなあ。


それでは~


とりぶう

お手軽にあのCMができる

みなさんこんにちは。

カメ氏が九州に修学旅行に行くというので、

「パンツ買わなあかんな」

というと。

「それ昭和の感覚やで」

としかちくに笑われました。

旅行に行くとなると、すぐに下着を新調する感覚。

「お正月ていうたら新しい服おろすていうのといっしょやで」

とニヤニヤ笑われた。

ぬうう。

平成うまれの若者に言われるならまだしも、

昭和うまれの同級生の夫に言われると、なんかもやもやする。

もやもやしたけど、馬の耳に念仏。

とりぶうの脳みそはカニみそ。

カメ氏のパンツを買ってしまいました。

安売りのMサイズ。

さっそくカメ氏にわたしたところ、しばらくして。

「お母さん、買ってきてもらってなんやけど、あれあかんわ」

といいます。

なにがあかんか。

黒一色でシンプルなパンツやないか。

安物やからって文句いうんか。

やっぱり柄があるやつがいいとか、わがままいうんか。

と思っていたら、

「まったく入らへん」

といいます。

カメ氏も大きくなったとはいえ、身長ばかりがにょきにょき伸び、体重はそんなに増えていないようなので、Mでいいと思っていたのですが、

「まったくあかん。腿から上にあがれへん」

というのです。

「うそお?」

と思い、わたしがはいてみると。

ほんとうにぎゅうぎゅうです。

女物のMサイズよりもきついんちゃうの!?

と思わず突っ込みをいれてしまいました。

しょうがないので、今そのパンツはわたしがはいています。

でも履いてるとそのボクサーパンツ、

伸びしろは少ないものの、あたたかくてわりといい感じです。

むしろ冬場に活躍しそうでええ感じ。

おまけに。

そのパンツはウエスト部分のゴムがかなりきついため、

わたしのおなかの肉がぽっこりと上にのってしまいます。

鏡を見ると、

ああ!あれ!

と思いました。



ついついやりたくなる 2015 11・25




あれ。

ライザップのコマーシャルの、結果にコミットする前のやつ。

猫背でうなだれてるやつ。

残念なのは、背筋を伸ばしても結果にコミットしてないので、おなか肉はのったまんまなこと。

まあ、いいさ。

これはパンツが悪い。(そうか?)

ということで、結局。

カメ氏はなにも新調しないまま、修学旅行に行くようです。

そういう時代なんだなあ。


それでは~


とりぶう

初めてのQR

みなさんこんにちは。

今日、トイレでふと目にとまったものがあります。

それはQRコード。

便器のふたの裏側にそれはあったのですが。

いままでそれを見ても、まるでなにも気にならなかったのです。

ボリビアの流行語くらい、まるで気にならなかったのですが、

今日は気になってしまった。

となりの家の晩ごはんのメニューくらい、けっこう気になってしまった。

というのも。

わたしはいままでQRコードを読み取ったことがなかったのです。

まるで自分には関係ないものとして、いままでやりすごしてきました。

それが今日。

気になってしまったのです。

まったく陸の上はどないなっとんねん、と、

のそのそ這い上がってみた初めての両生類イクチオステガのように。

QRコードって、なんやねん?

トイレの便器のふたにまで印刷されるくらい世に広まってるのに。

ワタシハナニモシラナイ。

なんの情報が隠れてるのかしらんが、ワタシハナニモシラナイ。

ひょっとしたらこれ、宝のありかでも書いてたらどうしよう!?

それはあかん、ということになり。

今日、初めてQRコードの読み取りをやってみました。

トイレまで行こうかと思ったのですが、

雑誌をぱらっと開いてみると、あるわあるわQRコード。

そのうちのひとつを携帯電話で読み取るという難関にチャレンジしました。

さいしょ、あたふたして時間切れになったりしながらも、

どうにか読み取ることができました。






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さあ、何が書かれてるんだ!?

と意気込んでみてみると。

サイトにアクセスするだけだった。

な~んだ。

それだけか。

と、思ったものの。

このブログにもQRコードがあるではないか!

いつからあるのか!

びっくりした~。

しかちくが設定してくれたのですが、

わたしはこういうことがまるであかん赤ん坊。

時代は進んでゆくのに、知らないことが増えるばかりでいいのか、と思い今日初QRコードを読み取ってみたしだいです。

なんだか少し、近未来人になった気がする。

お手軽だなあ。

それでは~


とりぶう
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