とりぶう の 宮古島日記

宮古島移住者の生活。いろいろなことがあるけど、基本的に楽しい方向で生きていく方針です。夫しかちくと認知症お義母さんとの3人暮らし。

2016年08月

どっちがジョージ?

みなさんこんにちは。

先日。

「おさるのジョージ」の話をしていたときのこと。

ちなみに、「おさるのジョージ」というのは、NHKでやってた(今もやってるらしい)アメリカのアニメです。

黄色い帽子のおじさんと、彼の飼っているおさるの話。

ふだんはニューヨークの高層マンションで住んでいて、ときどき郊外の別荘にゆき、楽しそうにしてるのが、

架空の話だとわかっていても、

えーなー、うらやましーなー、

と指をくわえて見てしまうアニメ。

しかしながら、登場人物はみんないい人で、

いまどきそんなわけないわな、

と現実に戻ってしまうと、もうだめ。

黄色い帽子のおじさんもええ年やねんから、結婚とか考えるやろうけど、

おさると同居してるとわかったら、なかなか相手は見つかれへんやろうな、

とおじさんの境遇を心配してしまい。

それよりも黄色い帽子のおじさん、いくら黄色が好きやからって、

黄色ばっかり着てるのってどうよ?

黄色を着るにはもうちょっと肌を焼いたらどうよ?

とおじさんのファッションセンスにダメだししてしまい。

結局、

なんだかんだ言っても、みんな寂しいんかな。

というざっくりした結論に達してしまうアニメ。(ほんまかよ)

わたしが、

「しかちくがジョージで、あたしは黄色い帽子のおじさんやな」

と言うと、しかちくびっくり。

「ウッキー!」

と反論してきます。(すでにおさる気分?)

「どう考えてもオレが黄色いおじさんやろ。

とりぶうがジョージで、いろいろやんちゃをしても許したってる」

と言う。

しかし、それを聞いてたうさQは、

「父ちゃんがジョージやろ~」

とわたしに同意。

わたしがどーだどーだ、と鼻の穴をひらいてふんぞり返ると、しかちくは、

「知らんかった・・・」

とけっこう心外だったもよう。






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しかちくとしては、

やんちゃもするけどみんなを楽しませてるし、

身の回りのことは何にもできへんけどみんなを楽しませてるし、

かなり失敗も多いけどみんなを楽しませてるし、

という考えだったらしい。

しかし、それはそのまんまジョージやん!

ということに遅ればせながら気付いたもよう。

以来。

ときどき、

「うきゃっ」

とか、

「うきー」

とか言ってる。

そのうえ、わたしがおならをしたときには、

「うきー」

と怒りの声をあげ、

「ジョージ君はおならが大嫌い」

と自らナレーションまでしてた。

すでにジョージ気分まんまんのしかちく。

きのうのネタでもしかちくは「ペット希望」ということだったし。

ペットのエキスパートとして精進してゆくらしいんだなあ。

それでは~


とりぶう

ペット希望

みなさんこんにちは。

このあいだ、テレビを見ていて、フリーアナウンサーの小島慶子さんは、

オーストラリアに移住して、

仕事のときだけ日本に出稼ぎにきて、

なんと、

夫が専業主夫をしている、

というのを尻。

もとい、知り。

(きのうの尻臀のネタのせいか、「しり=尻」と変換するのがきまりだとわたしのPCは理解してしまったもよう)

しかちくは、

「えーなー!嫁はんが働いてくれるんやろ?

男のあこがれやな~」

などと言うではないか。

わたしは言いました。

「せいせいせい、ちょっと待て」

と。

「主婦業のしんどさを軽んじとるな」

と。

「だいたいしかちくは掃除洗濯まるでできへんやないか」

と。

「あんた、まったく掃除洗濯せえへん割には、あたしの掃除の仕方がいい加減やとかダメ出しすらしてたし」

と言うと。

「オレそんなん言うてないで」

というので、

「言うてたで。とりぶうの掃除はきっちりせえへんとかなんとか」

とわたしが口をとがらせて反論すると、

「そんなん言うたことないで。

とりぶうの掃除は四角い部屋を丸く掃くやり方やな、とか。

あれ、スラスラいえるわ~」

と笑う。

「言いなれてる証拠やんか!」

思わず口角泡を飛ばさんばかりにつっこんでしまった。

しまいにしかちくは、

「オレはやっぱり専業主夫はムリや。

ペットがええな」

などと言う。




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「ペットはかわいがられてなんぼやねんで」

と言うと、

「そこはがんばる」

と言ってた。

かわいさにがんばる44歳男って。

すでに老犬からのはじまりやなあ。



それでは~


とりぶう

尻臀

みなさんこんにちは。

この夏のわが家の流行語といえば。

「尻臀」でした。

カッパがひっこ抜くという「尻子玉」を電子辞書で調べていて、近くにあるのをうさQがみつけたもの。

「尻臀」

読み方は「しりこぶた」

あるいは、

「しりこぶら」

あるいは

「しりたぶら」

「しりたぶ」

「しりたむら」

おしりの肉づきのよい部分のことです。




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わたしも、けっこう長いこと生きてるけど、

あの部分のことはずっと「しりかぶ」と呼んでた。

小4のときの担任の初老男性M先生が「しりかぶ」と呼んでたので、

「ああ、そんな呼び方をするんだ!」

とものすごく得心し、以来、しりかぶしりかぶ呼んでたのですが。

本名は「しりこぶら」だった。

あまりの衝撃的な呼び名に、忘れそうにないです。

受験生であるうさQは、

「入試問題に『尻臀』の読み方が出たらええのになあ。

しかもそれの配点がやたら高かったらええのになあ」

と言ってた。

もし出たら愉快だなあ。

それでは~


とりぶう

肩書きはいらないのである

みなさんこんにちは。

台風10号はブーメランのように戻ってゆくらしいので、

台風の通り道にあたるかたがたはくれぐれもご注意!

ですが。

宮古島は今年、めずらしくまったく台風がきません。

ありがたいことなのですが、モーレツに暑い。

来週もまだ最高気温34度の最低気温28度の日々が続くらしく。

この夏、何回夏バテさせる気か!

と犬のように舌を出したくなる金曜日。

モコ日記です。







吾輩はモコである。

文鳥である。

最近、しかちくが一度読んだマンガ「進撃の巨人」を読み返している。

一度読んでいるにもかかわらず、まるで新しいマンガを読むかのように新鮮に感動しているのがこっけいである。

頭の中が「進撃の巨人」で占められているしかちくは、とりぶうのことも、

「とりちゃん、まるで『鎧の巨人』みたい」

などと言って、とりぶうの反感を買っている。

「鎧の巨人」というのは、「進撃の巨人」の中でもナンバーワンのいかつさを誇るキャラクターらしいので、とりぶうは怒るわけなのである。

しかし、しかちくの言うこともさもありなんである。

なんでも、ボルダリングにハマり、日々筋トレに励むとりぶうは、肩がすごいことになっているという。

肩が育ちすぎて、服が窮屈になり、七分丈の袖が五分丈になっている始末。

いかつい肩に、力こぶが浮き出る二の腕。

いったい何を目指しているのか、という状態になっているようだ。

とりぶうはしかちくに「鎧の巨人」呼ばわりされ、なにか反撃しなければと思ったのか、

「しかちくは『小型の巨人』」

などと言っている。

「小型の巨人」というのは、ただの人間ではないか。

そのうえ、

「モコは『小鳥型の巨人』!」

と吾輩にも火の粉が飛んできた。




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小鳥型の巨人、

小鳥という時点で、巨でも人でもない。

アホな形容詞をつけるものである。

しかし、形容詞というものは肩書きと違って自由である。

自由につけられるよさがある。

人間というものは、肩書きをもつらしい。

肩書きとは、社会的集団の中の立場のこと。

そういうものをくっつけなければならない人間というのは気の毒だ。

肩書きをもった途端に、少しずつ自由の翼を失うからである。

肩書きというものは、人の想像力を奪う。

主婦、サラリーマン、社長、政治家、医者、などなど、肩書きがあるがゆえに、その人自身を見ることができなくなる。

その人はその人の名前で生きているが、肩書きがあると、まっさらの形容詞をつけにくくなるのである。

不自由である。

医者である、という人に対して、それ以外の顔を見つけることは困難だ。

生まれたときには肩書きがないため、その人そのものを見られることが多かったであろう。

しかし年を取ると、なにかしら肩書きがくっつく。

それにあぐらをかいてしまう人もいる。

それはそれでけっこうであるが、自分自身の穴掘りすらやめてしまうことはもったいないのではないか、と吾輩は思う。

自分はナニモノなのか。

そんなことを考えられるのは、人間のみに与えられた特権である。

自分自身のことを考えられるのは、自分自身のみなのである。





モコは暑い地方の鳥のためか、夏は強いように見えます。

うらやましいんだなあ。

それでは~


とりぶう

もしも話が聞けたなら

みなさんこんにちは。

よくまあこんな形になるまでがんばったものよ、

と思う生き物は多いです。

なかでもナナフシはその筆頭。

まるで枝。

おまけに卵は植物の種にそっくりなんだとか。

そのうえ、ナナフシは敵に襲われたら、トカゲの尻尾みたいに足を切り落とせるらしい。

そしてまた生えるらしい。

うらやましいなあ、

という話を、昼ごはんのときにしていました。

というのも。

窓にナナフシが一匹へばりついていたからです。

宮古島ではよくナナフシを見かけます。

見かけるたびに、よくこの形になるまで・・・と思う。

お義父さんいわく、

「ナナフシは葉っぱを食いよる」

らしく。

害虫と指定して、見つけたらはさみで切るとのこと。

思わず、





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ナナフシに人間の会話の理解能力があったら、あわてて逃げるんやろうなあ、と思いました。

ところで。

お義父さんは害虫と指定したやつらを駆除するとき、

よくはさみを使っています。

イモムシとかがはさみで切られてる。

最初は驚きましたが、見ていると、はさみはなかなか使える駆除道具だといえます。

はさみも、口があったら、

「ここで使われるん!?」

とか言うかもしれんと思うと、笑えてくるんだなあ。

それでは~


とりぶう
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