とりぶう の 宮古島日記

宮古島移住者の生活。いろいろなことがあるけど、基本的に楽しい方向で生きていく方針です。夫しかちくと認知症お義母さんとの3人暮らし。

2017年05月

きも

みなさんこんにちは。

知り合いのTさんは釣りが趣味。

だけど、魚はあんまり食べないらしく。

釣った魚をときどき持ってきてくれる。

わが家は魚は好きだけど釣りはしないので、

需要と供給のバランスが保たれている状態といえる。

今日持ってきてくれたのは、タマン。

タマンというのはハマフエフキという種類の魚で、沖縄の高級魚。

刺身用とアラにわけて、アラは煮つけにした。

わたしはひそかに肝を楽しみにしていた。

子供のころはまったく肝が好きでもなかったのだけど、今では、肝ラブ人間になった。

鳥肝、豚肝、魚肝、肝大好きである。

苦いような甘いようなあのくせのある味が、昔は嫌いだったのが、

今はラブである。

だから高級魚タマンの肝をかなり楽しみにしていた。

たくさんのアラを一挙に煮つけ、ナベのまま食卓に出した。

煮つけのうえ、刺身もあったので、まずは刺身。

「やっぱり新しいからおいしいなあ」

と言いながら続いて煮つけ。

魚卵や骨のまわりの身を食べて、ふと、

「そうや、肝食べないと」

と思い出し、探した。

が、探せども探せども肝は見つからん。

「あれ、肝ないなあ」

というと、

「うまかった」

としかちくがご満悦。

そのうえ、

「肝ばっかり探して食べた」

という。

「ひどい!」

といっても後の祭り。

みかねたお義父さんが、ようやく見つけてくれたのを食べたら、しみじみと肝の味がして非常に美味だった。

それにしてもあればあるだけ食べるしかちく。

お義母さんにも冗談で、

「ほんまに、親の顔がみてみたいわ」

と揶揄されていたのだけど。

しかちくは食べ物に関しては自由奔放。

そこは子どもっぽいといっても差し支えないと思う。

そういうことをやいやいいうと、

「きもそぞろ、やってん」

と、肝にかけたおやじギャグをかましてきた。



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ギャグセンスのほうは無事、おやじに成長してると思うんだなあ。

それでは~


とりぶう

鳥好き

みなさんこんにちは。

このあいだ、昼ごはんを食べに行った店にミミズクがいて、

とてもかわいかったので、しかちくとその話ばっかりしてる。

「あのおなかのとこのふわふわぐあいったら!」

「かわええ~」

「フクロウカフェというのが東京にはあるらしい」

「行ってみて~」

「めっちゃ小さいときから飼ってるから慣れてる」

「うらやましぇ~」

と、鳥バカな会話ばっかりしてる。

ジョギングに行っても、つがいのツバメをみては、

「かわえ~」

ふわっとなってるイソヒヨドリを見ては、

「もふもふぇ~」

当然、モコをめでることはいうまでもなく。

「鳥ってほんまにかわええ~」

ということばかり言ってる。

んが。

今日、そうでもないできごとがあった。

外に干してあったシーツに鳥のフンが落ちてた。

とっさに目がつりあがり、

「鳥め、ゆるさんっっ!!」

と憤った。


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「腹立つわ~、鳥のやつめ!」

とふんがーふんがー言ってた。

まあそれはあれですな。

自分のおならだったらゆるせるけど、他人のおならはゆるさん!というのとおんなじですな。

しかし、鳥に腹をたてたのも一瞬のことで。

さきほどうちの庭に日課の散歩に出てきていたシロハラクイナを見て、

「ああ、今日もげんきでかわええ~」

と思ってしまった。

いつからそんなに鳥好きになってしまったのか、よく覚えてないけれど。

鳥好きと意識してからは、たいがいの鳥はかわいいと思うようになった。

ということは。

虫が好きなひとは、それが高じると、ゴキブリやクモなどもかわいいと思うようになるのだろうか?

あるいは。

おなら好きな人は、それが高じると、他人のおならも大好きと思うようになるのだろうか?

そんな人はいるはずもない?

桜木町にもいない?(どこよ)

まあ、そんな人いないかもしれないけど、いないということの証明は非常に難しい。

これを「あ、くまの照明!」という。

もとい。

悪魔の証明だった。

あほな考え休むに似たり。

今日も無事、頭を休めることができてよかったんだなあ。

それでは~


とりぶう

肩幅あるある

みなさんこんにちは。

小学校のころに右腕を骨折したので、

わたしのひじは、骨がじゃっかんヘンテコに浮き出ている。

さいきん、そこをよくぶつける。

部屋に入るとき、歩いているとき、ふつうのなんでもないとき。

ごつっ、とぶつけて、いてっと思う。

しかちくは、

「がさつやからや」

というのだけど。

わたしのがさつは今に始まったことではない。

自慢じゃないが生まれてこのかた、がさつじゃなかったことなどない!(自慢すな)

なのに最近、頻度が多い。

なぜそんなに頻度が高くなったのか?

やはり老化なのか?

老化でひじの骨がなんでかしらんけど主張しだしたんか?

と、苦々しい思いでいたところ。

テレビでアスリートの女性が、アスリートあるあるとして。

「肩幅が広いので、ドアなどによくぶつかる」

と言ってるのを聞き、

「それや!」

と思った。



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わたしはさいきん肩幅の育ちかたが半端なく。

ライザップしたんか、くらいのムキムキっぷり。

腕の力こぶを見せると、

「すごい!」

とひとに触られるほどの筋肉になってきているので、いい気になって見せている。

45歳のおばはんが。

身内だったら恥ずかしいわ。

本人でよかったわ。(身内が恥ずかしがってるよ)

しかし、このごろMサイズのTシャツがきつく。

Lサイズでも微妙、LLがいい感じになっている。

宮古島でメスゴリラみたいなアンジェリーナ・ジョリーを見かけたらわたしだと思ってもらってもいいかもしれん。

て、だれがアンジェリーナ・ジョリーやねん。(「だれがゴリラやねん」やろ)

すいません。

霊長類でメスというとこだけ似てます。

洋服を買うときはなによりも「肩がきゅうくつじゃないかな?」ということを気にしている。

だから今まではぶつからなかったところでも、肩の成長により、思ったよりも幅をとる体型になってしまっているのだ。

それを知って、

「なるほど、ではこれからはそれを加味した行動をしなければな」

と思う。

のだけど。

生来のがさつ力により、ひじをぶつけることがなくなるとは思われず。

長袖の季節がくるまで、ごつごつぶつけ続けることになるのだろうなあ。

それでは~


とりぶう

ジョーカーなんです

みなさんこんにちは。

このところ、、庭に毎日訪れるクイナ。

たぶんシロハラクイナと思われる。

彼(彼女?)は、ほぼ同じ時間にほぼ同じコースをたどって庭を横切ってゆく。

学校にでも通い始めたんやろうか?

あるいは、鳥界の闇市に買い出しにでも行ってるんやろうか?

一度後をつけてみたい。

金曜日。

モコ日記です。







ぼくはモコです。

三代目文鳥です。

しかちくさんはよく、

「手札が悪い」

と言います。

なんでも、持って生まれた才能というラッキーを手にしてる人は「手札がよい」。

でも、そういうものをなにも持たず、おまけにちょっとばかり変人なところもある自分は「手札が悪い」というのです。

そして、「ジョーカーを持ってる」といいます。

ジョーカーというのは、ゲームによっては切り札にもなるそうですが、ババ抜きのように、ゲームによっては一番やっかいな手札にもなります。



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だから、自分をよく知ることが大事なのだといいます。

ぼくは思うのだけど、だれでもジョーカーの部分は持っていて、それをどこで使うかで幸せの度合いが違ってくるのだと思います。

理解してくれる人に対して切り札として使ったら、それはものすごく有効に働くはずです。

それを見つけるために、自分を知ることが大事なのだと思います。

ぼくもジョーカーの部分があるのかもしれません。

ちょっと甘ったれのところとか、冒険心が少ないところとか、そういうところです。

でもしかちくさんは、ぼくのジョーカー部分をすべて受け入れて理解してくれているので、とてもしあわせです。

とりぶうさんは・・・・・ぼくにとっては、とりぶうさん自身がババ抜きのジョーカーかもしれないなあと思います。






モコはしかちくのあとをついて行き過ぎて、トイレにもついてゆこうとする。

しまいにドアに挟まれないかひやひやするんだなあ。

それでは~


とりぶう

これがアマリリス!

みなさんこんにちは。

動物や鳥の名前はまあまあわかるわたしですが。

花の名前はとんとわからん。

わかるのは桜、ひまわり、朝顔、ユリなどの有名どころだけ。

この時期宮古島ではユリがいっぱい咲いてる。

白いユリで、テッポウユリという種類のユリらしい。

けっこう野生で咲いてるもよう。

ユリはわっさわっさ咲いてる。

ときどき赤いやつも見かける。

赤いやつは茎が太くて、なんだか清楚感がない。

ユリは白に限るな。

と、思っていたら。

赤いユリはユリではなく。

あの子らは、アマリリスなんだって!

ラリラリラリラ~ しらべはアマリリス~

のあの、アマリリスだったって!



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てっきりアマリリスってもっと可憐な花だと思ってた。

あるいは、ゴージャスで高貴っぽい花。

まさか道端でなど咲かず、温室で鉢植えでやたら手間ひまをかけられて育てられる花だろうと思っていた。

でもぼんぼん道端で咲いてる。

植えてるのかもしれんけど、たくましく咲いてる。

太い茎はまるで中年のおばちゃんの二の腕のようである。

そして葉っぱなどの余計な装飾を取り去った茎と花!というわかりやすいいでたち。

肉と酒!

みたいな単純明快さを感じる。

アマリリスの花言葉は『誇り』と『おしゃべり』だって。

二の腕の茎をもつ、おしゃべりな花。

なんだか、アマリリスににわかに親近感なんだなあ。

それでは~


とりぶう
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