とりぶう の 宮古島日記

宮古島移住者の生活。いろいろなことがあるけど、基本的に楽しい方向で生きていく方針です。夫しかちくと認知症お義母さんとの3人暮らし。

2017年09月

気になるんです

みなさんこんにちは。

コウモリは夜に活動するものだと思っていたけど。

きのう、朝の10時ごろ、飛んでるコウモリを見た。

そして木に止まってくるりとぶら下がった。

鳥だと思って見てたものが、案外コウモリだったのかもしれないと思った。

金曜日。

モコ日記です。






ぼくはモコです。

三代目文鳥です。

ぼくには気になるものがいくつかあります。

まずティッシュ。




なぜか気になる 001




ティッシュがあると、すぐにくわえて引っ張っていきたくなります。

たぶん巣材にするためのものだと考えるからだと思います。

でも巣をつくる予定はぼくにはなくて、なんで引っ張ってしまうのかはぼくにもよくわかりません。

あと、しかちくさんやとりぶうさんがときどき耳に入れてるイヤホン。

それを引っ張っていきたくなります。

これも巣材にするためのものと考えてるのだと思います。

作る予定はなくても、巣材を集めてしまうのは、本能というものだということ。

そういえば、とりぶうさんも読む予定はないような本を集めていました。

この間の台風の雨漏りで、「断捨離」をするとかいってそれらを手放すことにしたようです。

「いつか読むと思ってても、手がのびるのは東海林さだおの『まるかじりシリーズ』ばっかりや。

あれは何回でも読める」

と笑っていたのでそのうち、本棚は『まるかじりシリーズ』ばかりになるのだと思います。

なにかを集めるのに、人間さんの場合は本能には関係がないのだなあとわかりました。






モコは歴代の文鳥とちがって、あまりにおいがしない。

こういうのも個体差があるんだなあ。


それでは~


とりぶう

その瞬間は、いつもある日突然

みなさんこんにちは。

きのうまで気にならなかったのに。

今日いきなり突然、髪の毛がうっとおしいと思うことがある。

急に髪が伸びてもっさりしてしまったように思い、その瞬間、

切りたい!

と思ってしまう。

それまで気にならなかったのに、なぜいきなり伸びたように思うのか。

きっと、それまでも徐々にうっとおしくはなってきていたのだろうけど。

すべての髪が0.1ミリ伸びただけで、バケツから水があふれる瞬間と同じで、

許容量を超えてしまうのだと思う。

そしてわたしは髪を切る。

ほんとうは、伸ばしたいと思ったりもしている。

長い間ショートカットなので、セミロングとまではいかなくても。

ボブくらいにしたいと思ったりもしている。

ところが、ひとたびうっとおしいと思ってしまったら、切らずにはいられない。

ひたすら髪のことばかり考えて、ええい、やっぱり伸ばすのはムリ!とやっぱりいつもと同じくらいのショートカットに落ち着くのである。

またわたしはショートカットが似合うのよ。

いや、ほんまに。

あんまりだれにも言われてないけど。(なんじゃそれ)

逆に言うと、ロングヘアが似合わないともいえる。

今、ロングにしたら。

「あの笑い飯のひげのほうの人に似てますよね」

と言われる自信しかない。

わたしはどちらかといえばシャープな見た目をもつおばさんなので、ショートカットのときに、

「おじさん?」

と言われてもまだ許すが、ロングでにしてもまだ、

「おじさん?」

とか、

「平家の落ち武者?」

とか、言われそうで怖い。

そしてキレて、

「だれがおじさんやねん、えぇっ?」

とおじさんさながらにすごんでしまいそうな自分が怖い。(あほや)

ところで。

この「ある日突然、髪がうっとおしいと思ってしまう」のって、何かに似てる。

なんだろうと思って考えたら。

あれだ。

犬の耳。

子犬のときに寝てた耳が、ある日突然ピンと立つ現象。





ある日突然 001




あれに似てると思った。

耳が寝てるときの子犬は、それはそれはふにゃふにゃのぬいぐるみのようでかわいらしいのだけど。

耳がピンと立つと、ちょっとふにゃふにゃ感が抜けはじめて、少し残念なのだ。

昔々、飼ってた犬の耳が立ったとき。

残念だったので、しきりに耳を寝させようとして犬に嫌がられたことがあった。

いったん立ってしまった耳はもう戻らないのが残念だった。

不思議なことに。

うっとおしいと思った髪も、しばらくたつと、

「まだ許せるかな」

と思うこともあり、次のうっとおしい瞬間まで切らないでいることもある。

犬の耳とはそこが違うんだなあ。

それでは~


とりぶう

HP

みなさんこんにちは。

ユニバーサルスタジオジャパンはUSJで、銀行のほうはUFJだ、

というのはどうにかこうにかついて行けたのだけど。

「USB」あたりからなんのこっちゃよくワカラン状態になってきた。

しかも年端もゆかぬ子供が、

「USBになんたらかんたら~」

なんていうのを聞くと、

この世の中ではわたしはだんだん化石化していってるな。

と、思うようになった。

関係ないけど、化石化って上から読んでも下から読んでも化石化だね。

なんて、こんなしょうもないことはピンとくるのだけど。

IT用語やゲーム用語に関しては、まったくピンともすんともこない。

先日も。

「HPが回復してなんたらかんたら」

という話を、若い子がしてるのを聞いて、

パソコン系の用語でHPといえば、ホームページしか知らないわたしは、最初、

「ホームページが回復するんだ~」

と思って聞いていたのだけど。

なんかまるで違うもよう。

ゲームの話らしい。

「HP」てなんやねん?

とばかり思っていた。



HP? 001



ホットプレートではなさそうで、どうやらゲームの「ライフ」的ななにかだろうと想像はつく。

しかし、なんの略なのかよくわからず。

のちに調べてみたら、ヒットポイントの略だという。

ヒットポイントてなんやねん?

調べたらあらたなナゾばかりが出てくる。

このごろはそういう言葉は、「意味不明語」としてわたしのなかでカテゴリ化されている。

日本語じゃないと想像もつかんですなあ、と弱弱しく笑ってる毎日なのだけど。

おととい、ラジオで「中国は今、歯医者サービスが盛んで」という話をしていた。

なるほど。

中国人も豊かになってきたら、歯ならびをきれいにしたり、歯を白くしたりするいわゆる「審美歯科」が増えてきたのだな。

と思ったら、まるで違った。

「はいしゃ」は「はいしゃ」でも「配車」のほうだった。

Uber(ウーバー)に代表されるあの配車サービス。

それが広まってるという話だった。

またある日ラジオで。

「香辛料がいらない」

というのを聞き、

「カレーの作り方?」

と思ったら、全然違った。

なにかの手続きの「更新料」の話をしているのだった。

そろそろ日本語でもやばい。

「配車」よりも「歯医者」、「更新料」よりも「香辛料」のほうがわたしにはなじみ深い言葉なので、

すぐにそれを想像してしまうのだけど。

世の中はじょじょにわたしとズレてきてるのだとわかった。

いや、わたしが世の中とズレてきてるんだな。

このごろでは、テレビの街頭インタビューされてる人びとの意見を聞くたび、

「みんなしっかり考えて生きてるんだな。えらいな」

と感心しきりである。

日々、あんまりそういうことを考えて生きてないので、なるべく街頭インタビューを受けないようにしたいと思ってる。

島のかたすみでひっそりと化石化していきたいんだなあ。

それでは~



とりぶう

トラウマシカ

みなさんこんにちは。

テレビニュースを見ていたら、

『隣人になたで切り付けられて母親と小学生の息子が重傷』

というのが飛び込んできた。

「うわ~、隣のおっさんに、なたで切り付けられるって、こわっ」

わたしなど、ちょっとカッターで指を切っただけでもなかなか怖いのに、なた、て。

「トラウマになるな」

しかちくも顔をしかめて言う。

まるで八つ墓村のような猟奇的な事件。

切られた小学生はきっとトラウマを抱えるであろう。

心がいたむ。

こんな事件が起こるなんて、こわいこわいと言い合っていたのだが。

その夜のこと。

夜中、わたしはトイレに起きて戻ってくると、しかちくも起きたもよう。

しかし、なにやらおびえているではないか。

「どうしたん?」

と聞くと、

「ナイフがささった腕が壁のほうから狙ってきた」

と震えている。

「夢やろ?」

と聞くと。

「だからトラウマになるっていうたのに」

という。




あんたがかい 001




「あんたがトラウマになるんかい!」

と思わず突っ込んでしまった。

30年近くいっしょにいるが、そういうことは知らなんだ。

すごい体質である。

そういえば。

しかちくは「世にも奇妙な物語」は絶対、悪夢を見るから見たくないと言うし、

幽霊ものの映画なども苦手である。

きっとトラウマになるのだろう。

ひょっとすると、なにか霊的なものを呼び寄せる体質なのかもしれん。

てなことを言うと、

「トラウマになる」

とまたいうかもしれん。

猟奇的な話が嫌いではないわたしにとってみたら、その悪夢もちょっと見てみたい気がするんだなあ。

それでは~


とりぶう

宮古島はまだ33度もある

みなさんこんにちは。

日々、感じのよい笑顔をふりまきたいと思っているにもかかわらず。

なにかにつけて「ゆるさんっ!」という気持ちがわきあがってくるのを止められない。

週末。

来月のマラソン大会に向けて、伊良部大橋を走った。

朝の6時半に起きて出発したにもかかわらず。

暑い。

それも湿度たっぷりの、不快な暑さ。

まず、

「この暑さ、ゆるさん!」

と思った。

暑くてムシムシしてほんとにもう、走るの嫌だ、と思うにつけ。

「マラソン大会め、ゆるさん!」

と思った。(自分で参加を決めたくせに)

伊良部大橋は上りがきつい橋。

こんな橋をコースに組み入れるなんて。

やはり、マラソン大会ゆるさん!

と思うのをやめられなかった。

暑いし、足は重いし、

勝手に走ってるとわかってても、なんだか苦役を強いられているような気になってくる。

そんなとき。

やたらスピードを出した大き目のセダン型の車が一台、わたしたちの真横を走り抜けていった。

わたしたちは車が来るたびに、白線の内側を橋の手すりぎりぎりまで寄ってひっそりと走っているのである。

なのに、もうすこしでぶつかりそうないきおいで、それもすごいスピードで走るではないか。

あぶねーな!おいっ!

心の中でキレたあと、やっぱり、

「あの車、ゆるさん!」

と思った。





ゆるさんっ 001




どこかで事故ってしまえ!

と思った。

しかし、それではだれかに迷惑がかかってしまう。

スピード違反で警察につかまってしまえ!

と思った。

しかし、権威の力を借りるのはわたしの好きなやりかたではない。

それならば、

自宅の駐車場で、アクセルとブレーキを踏み間違えて、なんらかの自宅の柵を壊してしまえ!

と思った。

うむ。

これならだれにも迷惑はかけない。

そのうえ、

ひとりで歩いているときに、猛スピードの車に横ギリギリで走られて、肝を冷やせ!

と思った。

うむ。

この二段重ねはいい。

そして、

「安全運転で走ろう」

という思いに目覚めてしまえ!

うむ。

そういうことが起こればいいな。

なんてことを考えながら走っていた。

暑いと気持ちがすさむ。

しかし。

涼しいときにはそういう気持ちにならないのか、

というと、そんなこともなく。

やはりジョギング中の猛スピード車に対しては、なんらか心の中で文句を言ってしまう。

「ゆるさん」の種のもとは、ただ単に走るのがつらいということの転嫁なのかもしれんなあ。

それでは~


とりぶう
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