とりぶう の 宮古島日記

宮古島移住者の生活。いろいろなことがあるけど、基本的に楽しい方向で生きていく方針です。夫しかちくと認知症お義母さんとの3人暮らし。

2019年02月

宮古島超限定的ねこMAP




みなさんこんにちは。

わたしたちがいつも走っている海辺の道には、ねこが何匹がいる。

数年前には、わたしたちの足のまわりを∞を描いてまとわりつく通称「むげんだい」しかいなかったのが。

いつのまにか子を産んで大所帯になっていた。

ちびねこたちは成長とともに見分けがつくようになって、

いま、むげんだいのほかに、

むげんだいの夫と思われる茶トラの「ブー(仮)」

いつもなかなか本気のケンカをしているサバトラの「ふたご①」「ふたご②」

しっぽがたわし状にまるまってる「たわし」

たわしをシャーと威嚇する「シャア」

そしてたま~に見かけるまぼろしの白ねこ「シロ(仮)」

である。

地図にすると、基本こういう感じ。

しかしふたご①②は神出鬼没なので、あらゆるところに出没する。

これらのねこは野良猫だけど、定期的にだれかにえさをもらってるらしく、

基本的にひとなつこく、気を抜いたらひざに乗ってくる。

だからやたらかわいい。






ねこMAP 001





世界中に、ねこ好きはとにかく多いらしく、

ねこが駅長や城主になったりすると、またたくまに大人気になるそうな。

また、ねこがたくさんいるいわゆる「猫島」は、外国からも観光客が来るという。

ということは。

わたしたちのジョギングコースもいつなんどき大人気スポットになるやもしれない。

ということで作成した上のマップ。

だれかの支えになれば(?)さいわいであるなあ。

それでは~



とりぶう

ししはししでも





みなさんこんにちは。

おとといの記事で、しかちくの紅型体験でシーサーがえらいことになったと書いた。

しかちくは黄色ベースで塗ろうと思ったのが、何の因果か緑のシーサーになった、という話。

きのう、乾かしてもらってた紅型を取りに工房へ行った。

その紅型、じつは工房のおじさんが、

「言い忘れてたんですけど、薄い色のほうをドライヤーで乾かしてから、濃い色を付けるはずだったんですけど・・・」

とのことで、そもそもの工程が間違ってたのだった。

おじさんは、

「よかったらやりなおしてもらってもいいんですけど・・・」

と気弱そうに言う。

しかしすでに黄色のシーサーから気持ちが離れてしまっているしかちくは、

「べつにこれでいいです」

とおじさんの申し出を断り、家に持って帰った。

持って帰ったわりにしかちくは、

「黄色にしようと思ったんやけどな、黄色のブタに」

と、しきりに残念がる。

気になるのは、ふたことめにはシーサーをブタ扱いすること。

「シーサーはブタちゃうで。獅子やで、ライオンの獅子。しし座の獅子」

と訂正すると、

「ししやろ?いのしし、だからブタ」

と言うではないか。

これにはわたしもその場にいたカメ氏もびっくり。

「えー!ちゃうで!『しし』はケモノ偏に師匠の師に子、いのししの『しし』はケモノ偏に者、ぜんぜんちがうで」

わたしたちが声を荒らげると、しかちくは平然と、

「うん、でもどっちにしても架空の動物やろ」

と言い放つ。

「いや、架空やけど獅子はライオンやんか」

と説明しても、

「でもライオンと似てないで」

と幼稚園児のようなことを言う。

そして、

「架空の麒麟もキリンと似てないし、シーサーも猪と似てなくてもしゃあない」

とよくわからん説をぶつ。




きりん 001





いままでシーサーをいのししやと思ってたんか。

28年ほどいっしょにいるが、いまだにその感性におどろかされる。

さて、そのシーサー紅型。

糊を落とすと、なぜか目玉が入ってない。

目を入れるまえのだるまみたいなことになってる。

しかちくに、

「目玉、描いたげよか?」

と善意で提案すると、しかちくは、

「いや、自分で描く」

と言って、油性ペンで小さな○を描いた。

急いでる先生が、あわててテストの答案にマルするみたいなテキトーさ。

「ちょっと、マルを描くだけで、そんなにへたくそになる!?」

わたしは驚いた。

しかちくは、

「これでええねん」

と言うのだけど、あまりにもシーサーがかわいそうなので、せめてもと思い、黒く塗りつぶした。

するとしかちくは、

「とりぶうが余計なことをした」

とぶ~っとふくれるではないか。

そして、

「あの目は今の自分の感性で描いたのに。いまの気持ちがすべて現れてたのに」

とたいそうなことを言う。

テキトーに描いたのに、芸術を語るのであった。

そんなシーサー紅型がこれである。





しーさー 001






黄色のブタでないことは、間違いないんだなあ。

それでは~


とりぶう

下唇の活用法





みなさんこんにちは。

子どものころ、

「大人になってもあれだけはやりたくない」

と思っていた行動ナンバーワンは、ずばり、

「袋や本をめくるときに、あるいはお札を数えるとき、指をなめてつばを付ける」

こと。

いくら老眼が進み、商品説明が読みにくくて腕を思いっきり伸ばしても。

いくら立ち上がる時にどうしても「よっこいしょ」という掛け声が出ても。

レジ袋を開くときに指をなめることだけはすまい、と思っていた。

このごろではマイバッグが当たり前になったので、レジ袋をもらうこともなく、そんな覚悟すら忘れていたのだが。

今日、ドラッグストアに買い物に行き。

ひさびさにレジ袋をもらった。

親指と人差し指で開け口をごにょごにょやるのだが、

レジ袋はぴちーっと口を閉じたまままるで開かない。

開かないこと二枚貝のごとし。

いや、天岩戸のごとし。

思わずレジ袋の開け口の前で踊ってやろうかと思った。

わたしの踊りでレジ袋が開くのならそんな安いことはない。(そんな恥ずかしいこともないわ)

さいわい、踊る前にどうにかレジ袋は開いたのだが。

わたしの奮闘ぶりを見たしかちくが、「ええこと教えたろか」といい、

「舌でなめるのいややったら、下唇をこうやって突き出して、そこに指をつけたらええねん」

と下唇を突き出して見せる。

「いやや、そんなんおんなじことやん」

わたしがいうと、

「違う違う。他人がみたら『あー、なんか下唇に虫でもついたんやな、それをとってるんやな』て思われるから」

と言いに来る。

下唇についた虫をとる行動も、なかなかにお上品とはいえないんやけど。




まだ勇気ない 001





今度、もしレジ袋が開かないときは、しかちくに先にお手本んを示してもらいたい。

それでは~



とりぶう


紅型体験してみた






みなさんこんにちは。

うちの近くに、体験工房ができた。

紅型(びんがた)体験、シーサー作り体験、サンドアート体験などなど。

以前から紅型やってみたいわあ、と思ってたので週末、行ってみた。

紅型(びんがた)とは、沖縄を代表する伝統的な染色技法の一つ。

沖縄独特の着物の柄に使われている原色の華やかなあれ。

その工房では、色付けだけを体験できる。

この時期は観光客も少ないので、工房もすいていた。

工房の受付にはおじさんがひとり。

まだいろいろ慣れていないらしく、手際はそんなによくなくてほっとした。

慣れてるやり手の受付というのよりは、慣れてないおじさんというのはいろいろほっとするものだ。

わたしたち以外は中年男性が2人。

グラスに模様を彫るという、難易度が高そうなものを作ろうとしていた。

2人とも恰幅がよくガテン系な見た目なのに、ちまちまカッターで細かいところをおとなしく切ってるのがほほえましかった。

クマさんが小さな木の実の中身をほじくってるみたいだった。

さて紅型。

紅型は何種類かあって、自分が染めたい紅型を自己申告。

わたしはカメやさんごなどの海模様、しかちくはシーサーの顔を選んだ。

おじさんは染料を器に入れて、とくに気を付けるポイントを教えてくれるわけでもなく、とにかくやってみてください、という感じで放置。

グラス彫りの中年2人のほうに行ってしまった。

わたしたちはさっそく塗り始めた。

紅型に色付けするときのポイントは、まず薄い色を塗り、その後濃い色をぼかしてゆくらしい。

それらの知識はべつにおじさんに教えてもらったわけでもなく、わたしたちが単なる沖縄知識として知っていたものだ。

しかちくは精力的に青や緑を塗ってゆく。

わたしはおそるおそる塗っていった。

型にはあらかじめ糊が塗られていて、はみだしても大丈夫。

そう思ったら塗るのも気が楽である。

わたしも青や赤の染料を塗っていった。

しばらくしてしかちくのシーサーを見たら。

なんかすごいことになっとる。

全体が緑になっとる。

しかし口は赤で、赤と緑がまざりあって、不思議なクリスマスカラーのシーサーになっとる。

わたしは笑いそうになるのをこらえて、

「しかちゃん、緑のシーサーにしたん?」

と聞くと、しかちくはなんだか苦々しい顔つきで、

「いや、オレとしては黄色にしたんやけど」

というではないか。

「黄色!?どこにも黄色ないやん!?」

わたしは声を上げた。

しかしよく見ると、目のあたりにじゃっかん黄色が残っている。

しかちくは、

「黄色いブタにしたかったんやけど、塗れば塗るほど青とまざって大変なことになってしまった」

とうなだれる。

「黄色にしたかったら最初に黄色を塗らないと」

わたしが言うと、

「だって知らんかったもん」

しかちくはさらにそのうえから黄色を重ねようとする。

もはや紅型はカオスであった。





爆発しとる。 001





「もう、なにも楽しくない・・・」

がっくりするしかちく。

しかちくは昔から色を塗るときには、塗りたいところから塗っていたという。

顔だってそう。

先に目や口の色を塗ってしまい、そのあと肌を塗るために、ぐちゃぐちゃになるのが当たり前だったそうな。

「オレ、絵画教室に行ってたのに・・・」

さらにがっかりするしかちくなのであった。

いや、あんたなにを教えてもらってん?

絵画教室の先生はさぞ苦労したことであろうと推測する。

しかちくは、

「せっかくパカッとした黄色いブタになる予定だったのにな」

と言うけど、そもそもブタちゃうし、シーサーやし。

しかちくは遠い目をしていたけど。

糊をおとして乾かせてみないとまだわからない。

ひょっとしたら芸術的な奇跡が起こってるかもしれんなあ。

それでは~


とりぶう

箱入りです






みなさんこんにちは。

夜中、気が付いたらふとんをかぶってなかった。

しかし、そのままでいた。

なぜなら暑かったから。

きのうは気温27℃くらいあったというが、晴れてたので体感温度は30℃を超えてたと思う。

いま2月やで。

そろそろ宮古島も常夏宣言してもいいのではないかと思った 。

金曜日。

モコ日記です。












ぼくはモコです。

三代目文鳥です。

大好きなぷちぷちのえさを食べてるときは幸せです。

今日は思い切ってエサ箱の中に入っていました。

案外、居心地がよかったです。





箱入り文鳥 001






自分のまわりがぜんぶ好きなもの、というのはしあわせです。

だから放鳥されたらすぐにしかちくさんやカメ氏さんのところに行くのです。

でもカメ氏さんはもうすぐ家を出て行ってしまうらしくて、そうなるとぼくはどうしたらいいのだろうと思います。

これからはしかちくさんのところしか行けないな、と思います。

そんなことを考えていると、とりぶうさんが、

「モコも2択になったらさすがにあたしのとこにも来るやろな」

と言うのだけど、居心地のよくないところにそんなに長いこといるつもりはぼくはありません。

ず~っと、しかちくさんが元気でいてくれることを願ってやまないのです。







モコはしかちくがいないときには、さすがにわたしのところに来る。

でも居心地が悪そうなのがわかる。

ちょっと悲しいんだなあ。

それでは~



とりぶう


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