とりぶう の 宮古島日記

宮古島移住者の生活。いろいろなことがあるけど、基本的に楽しい方向で生きていく方針です。夫しかちくと認知症お義母さんとの3人暮らし。

2020年10月

収納場所なんです




みなさんこんにちは。

いま読んでいる本の舞台がビルマ(ミャンマー)なので、

むかしむかし、中井貴一主演の映画「ビルマの竪琴」見たよなあ、と思い、

あらすじを調べたところ。

インコが重要な役割を果たしていたことが判明。

そういえば、僧侶姿の中井貴一の肩に止まってた鳥がいた。

たかがインコだけど、丸出しの肩に止まられたら、けっこう痛かったんじゃないだろうか。

痛いかどうか、今度しかちくにモコで試してもらおうと思った。

金曜日。

モコ日記です。












ぼくはモコです。

三代目文鳥です。

片付け上手な人がいうには、

「ものの置き場所を作ってやらねばならない」

らしいです。

居場所さえあれば、ものはそこにきちんと収まるので、散らからないのだとか。

なるほど、と思います。

居場所がないからあちこちに散らばるということで、それは動物も一緒だと思います。

もともと野生だった生き物は、住む場所も野生にあるけれど、そうじゃない動物は大変です。

よくとりぶうさんたちが口にしている野良犬は、もともと野生にいる生き物じゃないから、あちこちに出かけて行っては迷惑がられています。

だれかが居場所を与えてくれるまで、大変なんだろうなあと気の毒に思います。

ぼくはいくつか居場所があります。

かごのなかはもちろんのこと、きのうはしかちくさんのお腹あたりにちょうどいい場所をみつけました。

ちょっと窪んで、ぼくの体がすっぽりと収まるサイズです。






収納場所 001





ちょっと暖かいのもいい感じです。

ぼくの冬の収納場所に認定しました。

とりぶうさんに邪魔されないよう、ぬくぬく過ごせたらいいなあと思います。











モコはまた少し羽が抜け出した。

飛ぶのが少し下手になったけど、食欲は旺盛なので、

今年の冬も無事乗り切ってくれよ、と願うばかりなんだなあ。


それでは~


とりぶう

探偵のおしごと





みなさんこんにちは。

全国的な通称名で「ケイドロ」あるいは「ドロケイ」という鬼ごっこがあるが、

わたしの地方は「盗人と探偵」と言った。

人数が集まると、

「いろはにほへと ちりぬ」と数えて行き、

「ぬ」にあたったひとは「ぬすっと」

その続きで「(ちりぬ)るをわかよた」で「た」にあたった人が「たんてい」

とそれぞれの役割を決めてゆく。

盗人になったらめっちゃテンションさがり、探偵になるとがぜんやる気がみなぎる遊びだった。

探偵は盗人を追いかけて捕まえるのだが。

今日、鬼ごっこをしている小学生たちを見て、ふと、

「ハテ。そういえば探偵って、盗人捕まえるような職業やろか?」

とおもった。

小説の中の探偵は、事件の犯人を推理して捕まえたりするが、

ほんとの探偵はどんなことをするのか。

調べてみると、探偵の仕事の6~7割は、不倫、浮気調査なのらしい。






探偵業の主たるものは 001






うっすらそんなことじゃないかと思ってた。

今ならシャーロック・ホームズは、ヤマダさん(仮)の奥さんが、同窓会で再会した元カレと浮気してるのを調査し、

「同窓会は危ないんだよ、ワトソン君」

と語っているはずだ。(語るか)

そして、

「ある意味、これも盗人を探す仕事といえるな。

奥さんを盗んだ盗人をな。ぐわっはっはっはっは」

と、ワトソン君にどや顔で語るであろう。(下品なホームズやな)

意外なことに、探偵業は公安委員会に開業届けしなければならないらしい。

だれでもできるのかと思ってたら、そんなことはないみたいで、

案外なにになるにもハードルは高いものなんだなあ。


それでは~


とりぶう


テキトーなことを断言する江戸っ子


みなさんこんにちは。

先日、いつものウォーキングコースに子猫が6匹生まれた話を書いた。

「3匹くらい台風で死ねばいいのに」

と言ってた「台風で死んじゃった」が口癖の江戸っ子じいさんも、ますますかわいさを増す子猫たちを見て、

「かわいくて、ここから離れられないよ」

と、目を細めていた。

ほらみたことか。

しかし、宵越しの金は持たない的心意気の江戸っ子じいさんは、

かわいいとほめるだけだと男がすたるとでも思ったのか、

ほかの猫のことをいろいろ語り、

最終的に、子猫の生みの親である白い猫を、

「あれは死んじゃったみたい」

と結論付けていた。






また言うてる 001






すーぐ殺すんやから。

でも親猫は死んでないし。

ちょっと前に見たし。

いいかげんなうわさを広める江戸っ子じいさん。

いまはちょくちょく会うのだけど、

しばらく会わなかったら、

「あの夫婦、台風で死んじゃった」

と、抹殺されかねんなあ。


それでは~


とりぶう


世界史図説、コスパ良し





みなさんこんにちは。

わたしは世界史の図説が好きだ。

高校の世界史の副教材で使われる分厚い本である。

カラー満載で、人間がほとんどサルだった大昔から、21世紀のことまで、

老眼には厳しい細かめの字でびーっしり網羅されている。

あれ一冊で人間の営みの歴史がだいたいわかる。

あんなコスパの良い本はないと思っている。

わたしはヒマな時によく眺める。

いや、ヒマじゃないときでも、よく眺める。

むしろヒマなときは昼寝したりしてるので、現実逃避したいときに眺める。

世界ではいままで、いろんな出来事があった。

悲劇があり、革命が起こった。

平和が叫ばれ、堕落がはじまり、進化が加速した。

人は笑い怒り泣いた。

何度見てもオスマン帝国は滅ぶし、黒人は奴隷にされる。

中国人は宦官と纏足をつくりだし、イギリスは世界を戦場に変えるきっかけをつくった。

そんなの人の営みのモロモロが、たった一冊に凝縮されているのだ。

眺めるたびに、おなかいっぱいになり、

「あーコスパええわー」

と思う。





コスパ良すぎ 001




じつはわたしは世界史の図説を3冊持っている。

内容はほとんど同じなのに3冊もある。

1冊は子供のお古だが、あとの2冊は自分で買った。

コスパ良いとはいえ、3冊もあると、正直ありすぎだと思う。

結局、コスパ良いのか悪いのかよくわからんのだなあ。


それでは~


とりぶう


タドちゃん、財布をなくさない方法を思いつく






みなさんこんにちは。

今日はトリえもんとして、タドちゃん(しかちく)の観察日記をお送りします。

ぼくトリえもんです。

タドちゃんと毎日のんびりくらしているよ。

タドちゃんはなくしものが並外れて多いということは前にも書いた。

だから極力、ものを持たずに過ごしたいと思ってるんだけど、なかなかそうもいかない。

とくに財布なんかは持って出ないわけにはいかない。

でも出先で、財布をどこに行ったか探すことがとっても多くて、それが悩みの種だったんだ。

そこでタドちゃんは考えた。

「鈴をつけたらええんや!」

さっそく財布用に鈴を買い、いそいそとくくりつけた。

鈴は歩くたびにちりりりと鳴り、

「これで財布がどこにあるか迷えへん」

とタドちゃんはご満悦だった。

そのうち。

タドちゃんは、

「車のキーにもつけたらええんや!」

と考えた。

さっそく車のキーにも鈴をつけた。

それでなくても「なくしやすい」という理由でタドちゃんは2台の車のキーをくっつけている。

このごろのキーはリモコンタイプなので、ひとつひとつがまあまあでかいんだ。

それを2つに鈴までつけたもんだから、なかなかの重量でポケットに入れるのも一苦労する。

でもタドちゃんはポケットの中で鈴がちりりりと鳴るのを聞いて、

「これで車のキーはばっちりや」

とますますご満悦だった。

正直、運転中は鈴が鳴るのがうるさいんだ。

それはタドちゃん自身もわかってるらしく、運転しながら揺れる鈴をつかんで止めることもあるくらいなんだ。

「そらみろ」

とぼくは思ったりするんだけど。

タドちゃんは鈴のデメリットよりも、メリットのほうがずいぶんと大きいと感じてるので、鈴を外すことはない。

そんなわけで、タドちゃんが歩くといつも鈴が鳴ってるんだ。




鈴だらけ 001





迷わないように財布用と車のキー用の鈴は違うものにしてるので、ちゃんと聞きわけられる、とタドちゃんは言うんだけど、あやしいもんだとぼくは思ってる。

たぶん2つ鳴ってるから安心してるというところだと思う。

タドちゃんは「鈴作戦」がうまくいったのでさらに拡大したいと思っているらしく、

「とりちゃんにも鈴つけたらええな」

なんて言い出したんだ。

さすがに人を忘れて帰ることはないだろう、とは言い切れないのがタドちゃんなんだ。

げんに若いころ、ぼくはタドちゃんに忘れて帰られたことがあるんだ。

だから、ぼく自身とまではいかなくても、ぼくのかばんなどに鈴をつけられやしないかとひやひやしてるよ。

そのうち鈴をつけすぎて、財布の鈴なのか、車の鈴なのか、はたまたその他の鈴なのか、わからなくなって本来の目的を達成できないようになるんじゃないかとあやぶんでいる。

タドちゃんなら十分ありうるんだ。

今日もタドちゃんが歩くと鈴が鳴る。

まるでちっちゃい子のサンダルみたいなんだなあ。

それでは~



とりぶう


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