みなさんこんにちは。
しかちくはこのごろ、体調をくずしがちである。
原因はまだ暑い中、庭で力仕事をするからであるが。
本人も、
「体力なくて情けない」
とうなだれている。
しかし。
先日、みんなの好物である牛スジを煮込んでいたら、
「体力つけなあかんから」
と、盛大につまみ食いしにきた。
「スジなんか消化に悪いのに、そんなに食べたら気分わるくなるで」
と忠告したのだが、どこ吹く風。
「煮込みすぎる前がちょうどええ」
と、ばくばく食べていた。
そして、体調を崩した。
言わんこっちゃない。
しかしスジを食べるのはやめなかった。
しかちくは、
「オレが体調崩したこと、うさQには言わんといてや」
と言う。
「とくに、スジをいっぱい食べた後寝込んだとか、絶対言わんといてや」
と念を押す。
「父の威厳」みたいなものを気にしているのか、あるいは、「食べ物の鬼」であるうさQに、
「そんなスジばっかり食べて！」
とののしられるのを恐れてのことなのかわからないが、
とりあえず「わかった」と了解した。
さて、仕事から帰ってきたうさQ。
その直前にしかちくはどうにか体調回復し、普通にふるまっていた。
晩ごはんを食べながら話をしていて、うさQはふと、しかちくの顔を見て、
「また調子悪くなった？」
と言うではないか。
「なんでわかったん！？」
しかちくが驚いて聞き返した。
うさQは、
「おでこ」
と指さす。
「え、おでこがどうなってるん？」
「おでこに張りがない」
と言う。
ひえ～、そんなとこに健康があらわれるとは。
しょうがなくしかちくは、
「じつはそうやねん」
と観念して認めたが。
わたしのほうをうかがって、
（絶対、スジのことは言うなよ）
という表情をしたので、その件については触れなかった。
うさQも、
「隠しててもわかんねん」
と鼻息が荒かったので、今「スジ問題」を持ち出したら荒れると思い、何も言わなかった。
しかし、だれかに聞いてもらいたい思いが捨てきれず、こうやって吐き出している。
うさQに、
「今日のブログは読まんといてな」
と、ひとこと言っておこう。
それでは～
とりぶう
