みなさんこんにちは。

週末、久しぶりの道をウォーキングしていたとき。

前をおじいさんと犬が歩いていた。

犬はわたしたちの姿を認めると、

「ん?だれ?いい人?」

と確認するように、一目散にこっちに走ってきた。

見るとリードにはつながれていない。

きっと噛む心配のないフレンドリー犬なのだろう。

犬はわたしたちのにおいを確認し、まわりをひとしきりはしゃぎまわり、

また一目散におじいさんのところに走っていった。

とても細いが、元気いっぱいでかわいらしい。

犬はそれを何回も繰り返す。

わたしたちはおじいさんに追いつき、

「かわいい犬ですね、種類は何ですか?」

と話かけた。

けっこう恰幅のよいおじいさんは、

「いやあ、これは雑種よ。毎日何十キロも歩かされてるから、痩せてるさーね」

と言う。

何十キロ?

わたしたちが首をかしげると、おじいさんは得意そうに、

自分は毎日何十キロも歩いている。
去年は合計で4千キロ以上歩いた。
運動靴は2か月ともたない。
この犬はいつもいっしょに歩いてる。
だから痩せてるんだ。

ということを語った。

わたしたちは内心、おどろいていた。

「そんなに歩いてるのに、おじいさんはまったく痩せてない!どころか、ちょっと恰幅よくすらある!」

と思い。

綾小路きみまろの、

「中高年のダイエット 犬の散歩で犬が痩せ」

というのを思い出した。




きみまろは正しい





長距離の散歩では、犬が痩せることはとりあえず正しいことがわかった。

それでは~


とりぶう