とりぶう の 宮古島日記

宮古島移住者の生活。いろいろなことがあるけど、基本的に楽しい方向で生きていく方針です。夫しかちくと認知症お義母さんとの3人暮らし。

宮古島絵日記

うちにピカソ





みなさんこんにちは。

なんのバイオリズムかわからんけれども、

いま、わたしの中に絵画ブームが巻き起こっている。

去年、「名画鑑賞の仕方」みたいな本を立て続けに3冊読み、

「名画とは!」

と、やたら語りたくなる病にかかってしまい。

原田マハさんの「楽園のカンヴァス」「暗幕のゲルニカ」という、名画を題材にした小説を読んで、

「絵を飾らねば!」

と、やたら絵を飾りたい病にかかってしまったという、

洗脳されやすい脳を、わたしは持っている。

しかし、絵を飾りたいと思っても、名画は高い。

何億も何十億もする。

ロックフェラー家の隠し子でもハプスブルグ家の生き残りでもなんでもないわたしには名画のつても、財力もない。

ハテ、お手軽に飾れる絵はないものかしら、

と、ネットの海をサーフィンしたら。

あった。

ピカソの落書きみたいな絵、

347億円。

なぬー!?

こんな絵が347億!?

前澤さんしか買われへんやないかー、

と思ってたら。

347円だった。

びっくりした。

子どもの小遣いで買える金額や。

たいして期待もせずに買ったのだが、届いたものを見ると、

そんなに悪くない。

ダイソーで300円の額を買って入れたら、それなりにサマになる。

税込み各700円弱でピカソが壁に鎮座することになった。





700円のピカソ





不思議なもので、絵があるだけでちょっと部屋の格が上がった気がする。

印刷されたものでもこんな気になるのだから、

ほんものの名画を見ながら生活すると、人間の格が上がった気になったりするのだろうか。

前澤さんに聞いてみたいものだ。


それでは~


とりぶう

これもいわゆるピロートーク




みなさんこんにちは。

飛行機などで使うネックピローを、しかちくは日常使いしている。

夜寝るときも、昼寝のときも、病めるときも、健やかなるときも、ネックピローを愛用。

家にはいくつかネックピローがある。

今日もダイソーでネックピローを買い足していた。

しかちくいわく、

寒いときは首に巻いたまま寝るし、

暑いときはドーナツ枕みたいに、穴の部分に頭を載せて寝る。

寝るときに腕を上げる癖がある自分には、腕がひっかからないサイズなのもいい。

パソコンやゲームをするときは首コルセットがわりになり、ストレートネック予防になる。

と、ネックピローの良さを熱く語るのであった。





ネックピロー評論家



昨今はどんなものでも、評論家というのはいるので、

しかちくにはぜひネックピロー評論家を目指してほしいんだなあ。


それでは~


とりぶう


春の目安



みなさんこんにちは。

春の目安って何だろう?

宮古島ではソメイヨシノが咲かないので、春の目安となるものがわかりにくい。

たくさんの花が咲き始めるといっても、ハイビスカスは通年咲いているので、見た目は年じゅう夏である。

昨日今日と、体感温度はすでに夏。

春を数えるのが難しい土地である。

わたしが春の目安としているもののひとつに、鳥の鳴き声がある。

朝早くから、

ビジビジビジ チュイチュイチュイ ピユーイピユーイ

など、とにかくたくさんの鳥たちが、さまざまな鳴き声で、

しきりに情報交換している。

それを聞くと、

「春やのう」

と思う。

うちの隣の空き地は細っそい土地ながら、うっそうと木々が茂っている。

亜熱帯林の力強さをこれでもかと主張する伸びっぷりで枝を伸ばし、

うちの木の上に覆いかぶさって、うっとおしいことになり始めていた。

そのため、しかちくがはみ出してきた木を切ると外に出て、ガサガサと音がしていた。

しばらくして様子を見に行くと、しかちくがいない。

あれ?

「・・・・・とり・・やーん・・・・と・・りやーん・・・」

どこからか声がする。

あれ?

きょろきょろしていると、空き地からしかちくが冒険の生還者みたいに、這いあがってくるのが
見えた。

「え、ちょっと、しかちゃん、大丈夫!?」

慌てて駆け寄ると、

「・・・落ちた」

葉っぱにまみれてしかちくは嘆く。

うちの庭と空き地はけっこう高低差があり、空き地は1.5mほど低くなっている。

空き地の木の枝を切るときは、深追いすると落ちるので気を付けなければならないのだが、

ついつい深追いしたくなるのが人情。

まだ大丈夫だろうと力を入れたら、あわわわわあああああ!となったらしい。

「ケガない?」

「ケガはないけど、ふぎゃんに何カ所も刺された」

言いながらしかちくは腕を見せた。

少し赤くなっている。

「ふぎゃん」というのはイラガの幼虫のこと。

これに刺されると、飛び上がるほど痛いらしく、

しかちくは去年、さんざんな目にあった。

「ちっさいのがいっぱいおった。まだちっさいからよかったけど、もう今年はここの木切るの終了」

と宣言し、早々にシャワーを浴びに行った。

そうそう、

ふぎゃんが出始めると、

「春やのう」

と思う。




春やのう




幸い、ふぎゃんの後遺症はそこまでひどくなく、

「夜中かゆさで目が覚めた」

程度だったらしい。

去年の激痛に比べると、軽症といえる。

こうして虫や鳥がいきおいよく活動し始めると、

「春やのう」

と思うんだなあ。


それでは~


とりぶう

山姥の変身




みなさんこんにちは。

先日、知人の家にお邪魔したとき。

しかちくが知人と用事をしている間、うさQとわたしがお茶をいただいていたら、

知人のお母さん(80歳前後)が出て来て、

「いらっしゃい」

と言いつつなにやら用事をしていらしたのだが。

長い髪を振り乱し、なかなかのリラックスウエアぶりで、

「なんかすんません」

と見てはいけない場面を見てしまった気になり、

でも80歳にもなったらみんなこうなるよな、

と、知人のお母さんの「がばい」おばあさんぶりに、

自分もこういうふうになるのだろうか、

などと思っていたのだが。

しばらくして、だれかが訪ねてきた。

小ぎれいなおばあさんである。

知人のお母さんの友だちらしく、知人が「裏からまわって」と言ったので、その人はどこかに消えて行った。

するとすぐにその人が家の奥から現れ、わたしたちが座っている横の観葉植物に水をやり出したので、

(お母さんの友だちがこの観葉植物育ててるん?そこまで家族ぐるみなん!?)

と思っていると、その人が、

「ゆっくりしていってくださいね」

と言うので、

(この家の人でもないのに、そんなこと言うん!?)

と驚いていたら、

ちがう!

この人、がばいおばあさんや!

と気付いた。

超リラックスモードだった知人のお母さんが、お出かけ仕様のおばあさんになり、

小ぎれいなおばあさんになっているではないか!?

さっきまでほぼ山姥だったのに!(失礼)

軽やかな足取りで出かけてゆくおばあさんの後ろ姿を見て、

わたしもうさQも、

「どうやったらあんなに変身できるんやろ・・・」

「シンデレラの魔法、自分に使ったんか?」

と驚きあったのだった。




魔法つかった!?




わたしは家も外もほぼ変わらない格好をしている。

ちょっとしたお出かけも、そこまで変わらないと思う。

ラクを重視した結果そうなったのだが、

どうやってもあのおばあさんほどの変身はできない。

しかし、おばあさんの変身を支えているのは魔法ではなく、

日々の女子力なのだ。

あざやかなビフォーアフターを見せつけられ、

80歳の女子力に完敗した日だった。


それでは~


とりぶう

とりぶう家の食卓12~そうじゃないけど食べてしまうアジフライ




みなさんこんにちは。

とりぶう家の食卓12は、「そうじゃないけど食べてしまうアジフライメニュー」です。

わたしはアジフライが好きで、フライ物の中ではとんかつをしのぐ好きさです。

しかしながらおいしいアジフライにはめったにめぐりあえない。

ドラマ「孤独のグルメ」シリーズで、千葉の漁港近くの定食屋(松本明子がおかみさん役)の回で出てくるアジフライ、

大きくて新鮮で、ほんとうに美味そうで、

あれを食べたいと常日頃思っているのですが、宮古島にはアジがない。(うえに、わたしはパン粉をつける作業がとても嫌いだ)

そのため、スーパーで冷凍のアジフライを買ってきて家で揚げて食べるのだけど、

毎回、鈴木雅之ばりに、

「違う違う、そうじゃ、そうじゃな~い」

と歌いたくなるくらい、そっけない代物です。

ああ、いつの日か本物の新鮮アジフライを食べたいなあ・・・

と思いながらも、今日もアジフライを買い物かごに入れてしまうのでした。

そういうわけで、今回は「そうじゃないけど食べてしまうアジフライメニュー」です。



そうじゃないけど食べてしまうアジフライ




・あげるだけアジフライとゆで卵

・山盛りサラダ

・人気店ふう豚汁



〈あげるだけアジフライとゆで卵〉

冷凍アジフライの中でも、そのスーパーが衣をつけましたみたいなシリーズがあって、それを使っています。
そのシリーズのエビフライはそこそこおいしいのだけど、アジフライはそこまで変わらないと思う。
でも買ってしまう悲しい性。
ゆで卵はしかちくがたくさん作ってくれているのでありがたい。


〈山盛りサラダ〉

とにかく山盛り作ります。
今回はレタスとトマトとゴーヤにオリーブオイルと酢とシークワーサーと塩で味付け。
でっかいボウルに山盛り作って、翌日も食べます。
ちなみにゴーヤはいただきもの。
この季節、ゴーヤをよくもらう。


〈人気店ふう豚汁〉

玉ねぎと豚肉だけの豚汁がとてもおいしい!という人気店をテレビで見て以来、時々作ります。
かつおだしに玉ねぎと豚バラ肉を入れ、玉ねぎがくったりするまで煮込み、味噌をいれます。
今回はそういえば「にぼし粉」を入れました。
人気店の味は知らないけれど、これはこれでおいしいのだ。



そうじゃないけど食べてしまうアジフライ




揚げ物をするとき、極力少なめの油で揚げようとするあまり、

焦げることがよくあります。

色も悪くなり、孤独のグルメのアジフライとは程遠い出来栄えになったりします。

あらためて「いつか新鮮なアジフライをいつか漁港近くで食べてやるんだ」と、心に刻むことになるのでした。


それでは~


とりぶう

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